内容説明
平和条約を締結し、国際紛争を回避しようとする「ヨーロッパ平和連合構想」―当時寄せられた様々な批判に逐一回答する。
目次
ヨーロッパに恒久平和をもたらすためのアンリ大王の計画(新たな反対論の集成;永続的統治組織と常設仲裁裁判所の条約に調印することについての、各国の君主ないし首脳の個別的利益関係(基本条項;相互間に一つの永続的統治組織を設立することについての、諸国の君主・首脳たちの利益関係;ヨーロッパに全般的統治組織、常設仲裁裁判所、キリスト教諸国の君主・首脳たち同士の相互庇護を設立するためのアンリ大王の大計画に関する、シュリー公の回想録からの抜萃;一六三六年にパリのリシェ書店から刊行された、フランス王のヴェネチア大使フレヌ・カネーイ氏の交渉の抜粋))
著者等紹介
本田裕志[ホンダヒロシ]
龍谷大学文学部教授。1956年東京都に生まれる。1987年京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。龍谷大学文学部助教授を経て、2007年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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