内容説明
究極のリサイクルシステムとしての森林。これをどう活用するかが、現代文明の危機を救う鍵なのだ。
目次
第1章 資源管理から見た森林の新たな価値
第2章 森林生態系における土壌動物群集
第3章 森林土壌を腐植から科学する
第4章 水の循環における森林の役割
第5章 良質の水の源としての森林
第6章 森林の防災機能
第7章 森林の多様性と動態を読み解く
第8章 人間と野生動物との新たな関係
第9章 京の原風景―文化に育まれた都市の野生
第10章 バイオマスの新たな機能探求
著者等紹介
太田誠一[オオタセイイチ]
京都大学大学院農学研究科教授(熱帯林環境学、森林科学専攻)。1949年長崎県長崎市生まれ。1977年名古屋大学大学院農学研究科博士課程満了。1983年農林水産省林業試験場研究官。1988年農林水産省森林総合研究所北海道支所土壌研究室長。1997年同森林環境部立地環境科立地評価研究室長。1998年同森林環境部立地環境科長。2001年独立行政法人森林総合研究所立地環境研究領域長。2002年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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