プリミエ・コレクション
夢とモノノケの精神史―平安貴族の信仰世界

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  • サイズ A5判/ページ数 324p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876982769
  • NDC分類 387
  • Cコード C3321

内容説明

夢と病気との関連、邪気、憑きもの、瘧などの迷信、そしてこれらを治療する「ヨリマシ加持」を題材に、平安貴族が病気とどのように戦ったのかを明らかにする。

目次

序章 精神史の分析方法
第1章 平安貴族社会の夢観念
第2章 ヨリマシ加持の登場―その成立と起源
第3章 平安貴族社会の邪気概念
第4章 摂関期の王権と邪気観念―藤原道長の邪気観念
第5章 日本古代・中世における瘧病認識の変容
補論 貴族社会の多面性―『東山往来』に見る院政期の習俗と合理的思考
終章 精神史のその後

著者等紹介

上野勝之[ウエノカツユキ]
国際日本文化研究センター共同研究員。日本古代・中世文化史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

渋江照彦

3
面白かったです。平安時代の夢に関する事象に興味のある方は是非、という所でしょうか。2015/08/27

ピロン

0
平安貴族が病気とどのように戦ったのか。夢合わせ、夢の解釈、悪夢と慎み。平安時代の人々の心理も、現在人と あまり変わりがないようにも思える。2018/06/17

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