プリミエ・コレクション<br> 軍馬と農民

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プリミエ・コレクション
軍馬と農民

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876982745
  • NDC分類 395.8
  • Cコード C3321

内容説明

戦争の時代であった日本近代において、馬は特に戦争との結びつきが強く、それゆえ劇的な変化を遂げた存在であった。軍馬の造成を目的とした大型化が実行され、在来種血統が一気に淘汰されたのである。その急激な変化は、馬を生産・利用する農民の経済的犠牲の下で実現されたものであった。「馬」を軸として、農業史と軍事史を有機的に結んだ意欲作。

目次

序章 軍馬となった日本の馬
第1章 第一次馬政計画期(1906‐35年)の東北産馬業
第2章 馬匹改良政策の展開―馬政計画第一期(1906‐23年)の青森県上北郡
第3章 馬匹改良政策の綻び―馬政計画第一期末の秋田県における重種流行
第4章 軍馬資源確保と農民的馬飼養の矛盾―馬政計画第二期(1924‐35年)の使役農家経営
第5章 軍馬需要の変化と東北馬産―馬政計画第二期(1924‐35年)の馬産農家経営
補章 共進会制度からみた馬匹改良政策の変遷
終章 総括と展望

著者等紹介

大瀧真俊[オオタキマサトシ]
京都大学農学研究科研修員。1976年生まれ。静岡県出身。京都大学農学部生物環境科学科卒業、同農学研究科生物資源経済学専攻博士課程単位取得満期退学、博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

24
64頁の地図によると、青森県には馬産施設東部に散見される。軍馬購買による馬匹改良への利益誘導には、重種流行のようにそれと比肩する購買力をもつ民需が台頭した場合、効果が失われる(122頁)。種牡馬制度による生産規制には、一定の体格制限さえクリアすれば、軍用に不向きな種牡馬であっても増加を防げないという限界があった(122-3頁)。2015/01/30

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