環境疫学情報のリスク・リテラシー

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  • サイズ A5判/ページ数 162p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876982363
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C3047

目次

第1章 環境・公害問題の発生から被害者救済までの俯瞰
第2章 リスクを理解するために
第3章 疫学研究の要点を理解するために
第4章 因果関係を理解するために
第5章 疫学研究者の信念と倫理
第6章 リスク情報のコミュニケーション
補章 放射線の健康影響に関わるリスク情報のコミュニケーション(あとがきにかえて)

著者等紹介

山崎新[ヤマザキシン]
1967年神奈川県生まれ。1991年京都大学工学部衛生工学科卒業。2006年京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻博士後期課程修了、博士(社会健康医学)。民間企業、独立行政法人国立環境研究所を経て、2007年1月より、京都大学准教授(大学院医学研究科社会健康医学系専攻医療疫学分野)。専攻は疫学、環境疫学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Schuhschnabel

2
環境中の化学物質への曝露とその健康影響を調べる学問である環境疫学について、その科学的な側面から研究結果のコミュニケーションの仕方まで幅広く紹介されている。他の疫学の分野に比べ、介入研究ができない点と個人単位での曝露評価が難しい点が環境疫学の特徴で、そのために因果関係の観点からみて強固な研究結果を出しにくく、非専門家ではもちろんのこと、疫学専門家でも個人の見解と切り離して語るのが難しいという指摘は全くもってその通りだと思う。2019/09/03

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