福本和夫著作集〈第4巻〉農林業論

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  • サイズ A5判/ページ数 737,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784875592341
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C1330

内容説明

「日本資本主義論争」に楔をうつ。意表をつく理論と実証。「地代から、土地所有権から始むべきではなくして、資本から始むべきである」。今は散逸している貴重な資料を渉猟し、実地検証によって、大農経営と山林大地主の支配構造を統一的に分析した画期的労作。

目次

1 日本農業における資本家的経営発展の略図(日本農業における資本主義発展の二つの道;日本農業における資本家的経営発展の略図 ほか)
2 日本農村の階級区分(耕作面積を基準とする区分法から、搾取関係を基準とする区分法への転換―問題の提起と解決のための資料並に方法論;実態調査 ほか)
3 日本の山林大地主―その生いたちと実態の解剖を中心に(農・山村調査のための基礎的ないくつかの問題;山林大地主としての国家とかつての皇室 ほか)
4 新・旧山林大地主の実態(経営と政策の面からみた固有林の現状と歴史;県有林・県行造林・部落有林統一のことなど ほか)