出版社内容情報
児童・生徒を本好きにする毎朝のミラクル実践「朝の読書」が始まって30年。約950万人が取り組むその実態・現状をレポート。
内容説明
朝の読書が始まって30年。なぜ始まったのかなど、朝の読書の1からを、東京新聞記者が紹介。子どもと読書を考える“ヒント”満載の本!
目次
高校で―愛知県立豊明高校の場合
朝の読書の始まり
朝の読書 四つの原則
中学校で―横手市立横手南中学校の場合
読書感想文の達人
朝の読書の効果
小学校で―袖ヶ浦市立奈良輪小学校の場合
ネットワークづくり
公共図書館の協力
書店とともに〔ほか〕
著者等紹介
岩岡千景[イワオカチカゲ]
東京新聞記者。1968年東京生まれ。1991年、中日新聞入社。2001年から東京新聞(中日新聞東京本社)勤務、特別報道部などをへて2010年8月から文化部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいくん
12
☆☆☆☆朝の読書について取り上げた本はかつてはいろいろ出版されていましたが、これは2019年に出た新しい本です。朝の読書が始まって30年経ちます。なぜ始まったかなどを東京新聞の記者が紹介しています。この記者さんの子どもの頃には「朝の読書」はありませんでしたが、2018年に社会人になった娘さんが子どもの時にはありました。「朝の読書」のおかげで、読書習慣が育ったという感想を持ってあります。子どもたちに本を読んでほしいのは「自ら考え生き抜いていく力を身につけてほしいから」です。2019/05/18
いお
10
朝読書の時間がだんだん削られているうちの中学。朝読書について、この本で勉強。朝読書には、本を読めない子が読めるようになるだけでなく、授業姿勢がよくなったり、集中力、言語力が伸びるなど多くの成果がでている。基本の4原則から朝読をいち早く始めた秋田県の例、脳科学から見た根拠など。「活字離れは進み、スマホを扱う時間が多く、文を読み書きする機会が少ない子は増えている。学校の勉強は活字文化で、活字や文章を読み解くことは全ての基本」「読書は放っておいても、自然にするものだ、などということは大きな勘違いだ」朝読は大事。2019/06/21
SNOOPY
0
朝読書がこんなにも良いことだとは思いませんでした! どの学校でも取り入れてほしいですね。2023/01/15
バムケロ
0
勉強本 図書館取り寄せ また借りたい2021/01/12
ロッカ
0
読書で子供を育てる。賛成。2019/10/02