内容説明
「子供たちの豊かな気持ちに気付き驚いた」「他のお子さんの心理劇の場面を読み、感動し涙が出た」…好評前著に応え、対象児・者の年齢を広げ、より多くの事例を解説する、心理劇療法の指導書第2弾。自閉症、アスペルガー障害、学習障害児・者に応用可能。
目次
第1章 発達障害のための心理劇とは―『発達障害のための心理劇 想から現に』をさらに超えて(心理劇とは;前著『発達障害のための心理劇』の反響より ほか)
第2章 心理劇の実際1―心理劇による療育(寺子屋さくらでの実践;青年学級での実践 ほか)
第3章 心理劇の実際2―心理劇的方法を用いた教育・支援(さくら保育園・さくらキャンプでの実践;特別支援学校での実践 ほか)
第4章 心理劇の実際3―症例報告(女児グループ「なでしこグループ」での実践;中学生の心理劇にみられた「とげとげことば」から「あったかことば」への変容 ほか)
第5章 考察(本著の目的;心理劇の実際より導き出された結果 ほか)
著者等紹介
高原朗子[タカハラアキコ]
九州大学大学院教育学研究科博士後期課程中退。熊本大学教育学部附属教育実践総合センター准教授(臨床心理学・障害児心理学)。日本心理劇学会理事・西日本心理劇学会常任理事・日本自閉症スペクトラム学会評議員・九州発達障害療育研究会常任理事。博士(人間環境学)。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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