内容説明
ドイツの光学機器メーカーとして国際的にその企業名をよく知られてきたツァイス社が、激動してやまないドイツの歴史のなかを、なぜ今日に至るまで経営を維持し続けることができたのであろうか、その秘密、つまり原動力はどこにあったのであろうかということを探究する。
目次
ツァイス経営精神の源流
ツァイス経営精神の醸成
ツァイス経営精神の刻印
ツァイス社の企業福祉政策
ツァイス社の社会的経営政策
人間性尊重の経営思想
アッベの経営思想
アッベの社会貢献思想
アッベの研究開発活動
第2次大戦直後のツァイス社
東西ドイツ通貨統合時のツァイス社
旧東ドイツ国営企業の民営化
東西ツァイス社の合併
ツァイスレンズの研究開発と販路開拓
ツァイス経営精神の継承
著者等紹介
野藤忠[ノフジタダシ]
1946年福岡県に生まれる。1974年神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。1982年西南学院大学商学部教授。博士(経営学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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