内容説明
世界最大の石炭の産出量と埋蔵量を誇る中国。今なおエネルギー源の大半を占める中国石炭業の建国以来の激動の歩みと今後の課題を探る。
目次
第1章 中国における石炭産業の位置づけ
第2章 改革開放期までの石炭産業
第3章 石炭産業の産業構造とその問題点
第4章 石炭価格の決定プロセスと市場化
第5章 石炭輸送能力と流通問題
第6章 石炭産業はいかに資金を調達してきたか
第7章 中国のエネルギーと石油需要の拡大
著者等紹介
楊慶敏[ヨウケイビン]
1987年長春大学外国語学院卒業。1991年末から日本へ留学、福岡教育大学卒業。2005年九州大学比較社会文化学府比較社会文化(産業経済)博士号取得。2006年北京師範大学珠海分校外国語学院講師
三輪宗弘[ミワムネヒロ]
1990年東京工業大学理工学研究科社会工学専攻博士課程単位取得満期退学。九州大学石炭資料研究センター学外研究員、九州共立大学経済学部専任講師、九州共立大学経済学部助教授を経て、2004年九州大学石炭研究資料センター教授。2005年九州大学附属図書館付設記録資料館教授。2007年九州大学附属図書館付設記録資料館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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