内容説明
泊園書院は大阪最大、最高の学問所であった!泊園書院の学問や芸術、門人、人脈の軌跡を漢学・大阪・近代日本とのかかわりのもとに照射する。関西大学創立百三十周年を記念して開かれたシンポジウムの論文8点を収める。最新の研究成果。
目次
藤澤東〓(がい)と泊園書院の琴学
藤澤南岳と明治漢詩壇
大成会の釈奠―藤沢南岳と山本梅崖と
藤澤南岳の世界認識に関する考察―正徳・公平・天人の諸概念を中心に
藤澤南岳の芸術趣味と大坂の四条派絵画
三島中洲と二松学舎の漢学教育
泊園書院出身の東洋学者たち
岡本韋庵のアジア観
著者等紹介
吾妻重二[アズマジュウジ]
関西大学文学部教授。泊園記念会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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