目次
第1部 東洋汽船の活動(淺野總一郎をめぐって;淺野回漕店から東洋汽船会社へ;東洋汽船とサンフランシスコ航路;東洋汽船会社の南米航路;東洋汽船会社と台湾烏龍茶のアメリカ輸出;東洋汽船会社汽船の上海寄稿;日本における輸入映画と汽船;谷崎潤一郎と大正活映;ベンジャミン・ブロツキーの研究者岡田正子氏訪問記)
第2部 東洋汽船の映画事業―映画産業と近代アジア(大正活映の興亡と大正末期の日本映画産業;東洋汽船の映画事業参入と近代日本―東洋フィルム会社の創設;20世紀初頭の世界流通変動とアメリカ映画のアジア市場開拓;ベンジャミン・ブロツキーの軌跡―アメリカと中国、日本の映画交渉史;ベンジャミン・ブロツキーの製作した2つの紀行映画)
著者等紹介
松浦章[マツウラアキラ]
関西大学文学部教授(中国近現代史、東アジア文化交渉学)、文学博士(関西大学)、博士(文化交渉学、関西大学)、関西大学アジア文化交流研究センター長(2005‐2010年)、関西大学東西学術研究所長(2009‐2013年)、関西大学アジア研究センター長(20111‐2016年)
笹川慶子[ササガワケイコ]
関西大学教授(映画史)早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。早稲田大学文学部助手をへて関西大学赴任、現職。早大演劇博物館招聘研究員(2012年‐)、ハーバード大学ライシャワー日本研究所客員研究員(2013‐2014年)、関西大学なにわ大阪研究センター研究員(2015年‐)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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