韓国の英語教育政策―日本の英語教育政策の問題点を探る

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  • サイズ A5判/ページ数 290p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784873543925
  • NDC分類 375.893
  • Cコード C3082

内容説明

本書は3部から成り、Part1では韓国の『教育課程』に基づく英語教育の変遷と英語教科書について解説し、韓国の英語教育を論じている。Part2はPart1の内容をさらに深化するため、私が過去10年余りの間に、韓国の英語教育に関して発表した論文の主なものを収めている。Part3は日本の英語教育の問題点と今後の展望を述べている。

目次

1 韓国の英語教育展望―教育課程と英語教科書の観点から(教育課程の変遷;教育課程から見る外国語科目「英語」の変遷;韓国の初等学校英語教育;現行の中学校、および高等学校の英語教科書)
2 韓国の英語教育理解への論文―英語教科書の観点から(韓国の中学校における英語教育;韓国の中学校英語教科書のDialogと本文の英語;韓国の中学英語教科書における内容―その考え方および価値観;韓国の英語教科書―中学英語教科書を中心に;日本と韓国の高等学校教科書「英語1」における相違点 ほか)
3 日本の英語教育への問題提起(学校教育の中の英語教育とは何か)

著者等紹介

河合忠仁[カワイタダヒト]
1944年兵庫県尼崎市に生まれる。1962‐63年ニュータウン・ハイ・スクール(Conn.,U.S.A.)にアメリカン・フィールド・サービス生として留学。1968年奈良教育大学中学課程英語科卒業。1968‐80年帝塚山中学校・高等学校教諭。1977年神戸市外国語大学大学院外国語学研究科英語学専攻終了。1980年近畿大学教養部専任講師(教職課程・英語科教育法、英語学担当)。1983年同助教授。1983年文部省の「英語教育担当教員の連合王国派遣」教員として英国レディング大学に留学。1990年近畿大学教職教育部教授。1999年関西大学文学部教授。2000年関西大学外国語教育研究機構教授。専門は英語教育学(外国語教育政策)、英語学。現在、日本英語コミュニケーション学会副会長、大学英語教育学会評議員、関西英語教育学会理事
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