出版社内容情報
デバッグに役立つ考え方、方法論、アプローチ、ヒントなど66項目を提示!
『Code Reading』『Code Quality』の著者として、また『ビューティフルアーキテクチャ』編者として、さらに数多くのオープンソースの開発や教育に貢献著しいディオミディス・スピネリス氏の最新刊。デバッグに対する心構え、方法論、戦略、テクニック、ツールなど、さまざまな角度からデバッグの本質に迫ります。デバッグ手法を体系的に網羅、すぐに応用できる具体的な例も多く挙げられています。作業効率と品質を向上させたい全プログラマ必読の書籍です。
内容説明
心構えから思考法、Gitなどシステムを使った方法論、システムの開発から保守運用に至る戦略、並列処理も含めた技法、コマンドラインを駆使したツール、ハードの扱いまで含めたヒントなどさまざまな角度からデバッグの本質に迫ります。有効なデバッグ手法を体系的に網羅し、すぐに応用できる具体例も多く挙げられています。デバッグの感覚とスキルを高めることによって、開発効率を改善し、高品質のコードを書くことが可能となります。作業効率と品質を向上させたい全プログラマ必読の一冊です。
目次
1章 高水準戦略
2章 汎用の手法と実践
3章 汎用ツールと技法
4章 デバッガ技法
5章 プログラミング技法
6章 コンパイル時の技法
7章 実行時の技法
8章 マルチスレッドコードのデバッグ
著者等紹介
スピネリス,ディオミディス[スピネリス,ディオミディス] [Spinellis,Diomidis]
アテネ経済大学の経営科学技術学科教授、複雑なシステムの開発とデバッグについての講義を担当。Googleのサイト信頼性技術シニアエンジニアとして1年勤務したことがあり、FreeBSDコミッター、OS XおよびBSD Unixのコードコントリビューター、UMLGraphやCScoutのような広く使われているオープンソースソフトウェア開発者という側面も持つ。著書『Code Reading』(Addison‐Wesley、2003、日本語版『Code Reading―オープンソースから学ぶソフトウェア開発技法』毎日コミュニケーションズ)と『Code Quality』(Addison‐Wesley、2006、日本語版『Code Quality―コードリーディングによる非機能特性の識別技法』毎日コミュニケーションズ)はSoftware Development Productivity Awardを受賞
黒川利明[クロカワトシアキ]
1972年、東京大学教養学部基礎科学科卒。東芝(株)、新世代コンピュータ技術開発機構、日本IBM、(株)CSK(現SCSK(株))、金沢工業大学を経て、2013年よりデザイン思考教育研究所主宰。過去に文部科学省科学技術政策研究所客員研究官として、ICT人材育成やビッグデータ、クラウド・コンピューティングに関わり、現在情報規格調査会SC22 C#、CLI、スクリプト系言語SG主査として、C#、CLI、ECMAScript、JSONなどのJIS作成、標準化に携わっている
大岩尚宏[オオイワナオヒロ]
ミラクル・リナックス株式会社所属のソフトウェアエンジニア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Takeru Takahashi
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