プログラミングGauche

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  • サイズ B5判/ページ数 501p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784873113487
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

出版社内容情報

Scheme処理系言語Gauche(ゴーシュ)の初の解説書。

内容説明

Gauche(ゴーシュ)は、プログラミング言語Schemeの処理系のなかでもきわめて実用的で軽快な処理系です。豊富なライブラリが用意され、スクリプト言語処理系として手軽に扱うことができます。本書は、Schemeの初心者を対象に、Gaucheの基礎からプログラミングの実際までを詳しく解説。Gaucheの開発環境でプログラマがどのように考え、作業していくのかを、順を追って理解できます。本書によって、SchemeやGaucheのコードを読み解く準備ができ、実用的なGaucheプログラミングへの第一歩を踏み出せることでしょう。

目次

第1部 予備知識(LispとScheme;Gaucheの特徴Gaucheの設計思想や誕生の背景)
第2部 Gaucheの基礎練習(Gaucheの開発スタイル;プログラムの書式;リスト ほか)
第3部 実用的なプログラミング(数値;文字と文字列の処理;入出力 ほか)
付録

著者等紹介

川合史朗[カワイシロウ]
Scheme Arts,L.L.C.代表。1996年東京大学大学院工学系研究科修了、博士(工学)。同年Square L.A.(後のSquare USA)入社。Senior Software Engineerとしてインタラクティブ・リアルタイムCGおよびCGアニメーション制作支援に関する研究開発に携わり、コンソールビデオゲームとフルCGアニメーション映画の制作にも参加。2002年より現職。コンテンツの創作過程を支援する技術や動的プログラミング言語に興味を持ち、関連技術のコンサルティングを行っている。また、2001年よりScheme処理系Gaucheの開発に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

p-nix

1
Scheme系の中ではかなり分かりやすいと思う。実践的だし。2009/06/29

kgbu

1
コラムをちょっとメモっただけだけど、コンピュータサイエンスの源に近いものを感じられてよかった気がした。2009/03/18

te2u

0
非公式PDF版SICPの全訳をひと通り読み終えたあとに本書のことを思い出し、読みなおした。9章の練習問題で手続き的な考え方と宣言的な考え方の違いを痛感。call/ccの仕組みは理解しつつもなんかつかめない、という感じ。2015/01/27

river125

0
Gaucheは川合史朗氏によるScheme処理系だ。「ゴーシュ」と読む。日本人発とか、WebアプリフレームワークKahuaの存在とか、Ruby+Railsとの共通点が目に付く(言語としての魅力も同じくらいある)が、人気の方も同じくらい出てくれば、本書がバイブルになるんだろう。タスキモンガラ本とか呼ばれて…。■言語仕様を軽量コンパクトに保つことを正(right)とするSchemeに対し、Gaucheでは、多少の冗長性や複雑化には目をつぶり実用性を重視した機能強化を行っている(gaucheはフランス語のl……2013/07/13

ますみ

0
実践的な入門書です。継続で出てきた call/ccの挙動が難しかったですが、http://practical-scheme.net/docs/cont-j.html を参考にしました。2012/06/09

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