出版社内容情報
食べ過ぎでぽっちゃりの食料品店の猫から、近所の人に愛されるアイドル猫まで。台湾の商店街で生きる、看板猫たちのフォトエッセイ
【著者紹介】
猫夫人【簡 佩玲(チェン・ペイリン、1969年 - )】……台湾桃園県出身の作家、写真家。猫をテーマとした写真で知られ、インターネット上では「猫夫人」と自称している。践家政専科学校家政科を卒業。2007年に夫が経営する動物病院のウェブサイトに載せるために新北市瑞芳区光復里(侯?駅附近)へ行き、100匹以上の野良猫を撮影した。そして光復里の野良猫に関して環境整備あるいは医療や避妊・去勢の問題に取り組む猫愛好家のボランティアを募り、猫を捨てないようにとも呼びかけた。これがメディアで報道されるようになると光復里を猫愛好家が多く訪れるようになった。
内容説明
路地裏で、店先で見つけた、台湾の猫と人の、あたたかい交流をつづったフォトエッセイ。
目次
第1章 台北の看板猫たち(漢方薬局「信安堂中薬行」;乾物屋さん「浜江商行」;製麺屋さん「延吉街麺粉店」 ほか)
第2章 新北の猫たち(三重、新荘、鳥来)(新荘の豆花屋さん「福寿街豆花店」;新荘の花屋さん「源砌花卉」;新荘のDPEショップ「京采数位影像」 ほか)
第3章 猫を追って東へ南へ(基隆の本屋さん「自立書局」;金山のさつまいも屋さん「金山地瓜行」;瑞芳の喜餅屋さん「龍珍訂婚喜餅」 ほか)
番外編 まだまだいるよ、ニャンコたち
著者等紹介
猫夫人[ネコフジン]
簡佩玲。猫好きで撮影を始め、台湾で多くの個展を開き、新聞・雑誌・テレビの取材のほか、ディスカバリーチャンネルにも出演。野良猫とコミュニティとの共存を目指し、台北郊外のホウトンで去勢手術や環境美化など息の長いボランティア活動を続け、ひなびた旧炭鉱町を世界中の猫好きが訪れる猫村に変えた。2009年第2回田代島にゃんフォトコンテスト「金猫大賞」受賞
天野健太郎[アマノケンタロウ]
1971年、愛知県三河出身。京都府立大学文学部国中文専攻卒業。2000年より国立台湾師範大学国語中心などに留学。帰国後は中国語翻訳、会議通訳者。聞文堂LLC代表、台湾書籍を日本語で紹介するサイト「もっと台湾」主宰
小栗山智[オグリヤマトモ]
東京外語大中国語学科卒、台湾輔仁大学翻訳学研究所日中通訳科修了。香港で放送通訳、金融翻訳などのインハウス通翻訳を経て、現在はフリーランスの日中通翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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