出版社内容情報
ピケティが書かなかった日本の格差問題と解決策。気鋭の評論家が、具体的かつわかりやすく説く!
【著者紹介】
経済評論家(元野村総合研究所・主席研究員)1943年、岐阜県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。野村総合研究所に入所。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院修了(MBA)。同社にて、ニューヨーク駐在、ロンドン支店長、主席研究員を歴任。中央大学大学院教授を経て評論活動に。『戦略の経営学』(ダイヤモンド社)、『金融はこれからどう変わるのか』(金融財政事情研究会)など著書・論文多数。
内容説明
貧困、非婚、資産・教育・雇用格差、少子化…この「負の連鎖」を断てば、日本社会は成長する!ピケティが書かなかった日本の格差問題と解決策。
目次
序章 ピケティ革命か、ピケティ現象か(データが物語る格差の真実;『21世紀の資本』が読まれた理由 ほか)
第1章 特殊な道を歩んだ日本の平等(格差なき社会への第一歩;大消費を担った戦前の上層階級 ほか)
第2章 アベノミクスが未達に終わるとき(行きすぎた円安と誤った対応策;労働人口の増加なしの成長戦略 ほか)
第3章 格差解消・成長経済への扉(人が社会に生み出す価値の変化;流動的な労働市場の構築 ほか)
第4章 グローバル化に抗しての格差是正(グローバル化と平等化政策の循環;グローバル化が進んだときの世界の反応 ほか)
著者等紹介
高橋琢磨[タカハシタクマ]
1943年岐阜県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。MBA(カルフォルニア大学バークレー校)、論文博士(中央大学)。野村総合研究所時代には、ニューヨーク駐在、ロンドン支店長、主席研究員などをつとめた。北海道大学客員教授、中央大学大学院教授などを経て評論活動に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。