メイキング・イット・ハプン 世界最大の銀行を破綻させた男たち

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メイキング・イット・ハプン 世界最大の銀行を破綻させた男たち

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  • サイズ B6判/ページ数 445p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784872907407
  • NDC分類 338.61
  • Cコード C0036

出版社内容情報

2008年、英国経済を危機に陥れた、世界最大の銀行、RBS「ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド」の想像を絶する破綻劇と、世界一を目指して暴走したRBSトップたちの夢と凋落の群像を描き切った力作。

「フィナンシャル・タイムズ=ゴールドマン・サックス経済図書賞」(2013年度)受賞!
金融関係者、企業の経営部門、M&A・財務担当者、経済ノンフィクション読者必読の書。
皮肉にも、経済学の父、アダム・スミス生誕の地スコットランドで2008年に起きた世界最大の金融破綻劇の真相がいま初めて明かされる!

【著者紹介】
◆著者
イアイン・マーチン
1971年、スコットランド生まれ。グラスゴー大学卒業後、『ウォールストリートジャーナル』編集委員などを歴任。BBCのニュース番組の解説も務める著名ジャーナリスト。

◆訳者
冨川海(とみかわ・かい)
2002年、慶応義塾大学経済学部卒業、財閥系大手商社の財務部門に5年勤務。2008年にエディンバラ大学ビジネススクール入学、MBA取得。新進気鋭の経済翻訳家。

内容説明

本書は、英国金融ビッグバン後の金融再編の中で一気に台頭し、世界最大の銀行となったロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)が、悪夢のように破綻した世界的大事件を、その経営者フレッド・グッドウィンを主軸に、独立機運高まるスコットランドの歴史的背景、金融史にも敷延し、見事に描き切った重厚なノンフィクションである。「フィナンシャル・タイムズ=ゴールドマン・サックス経済図書賞」(2013年度)受賞作、待望の邦訳。500億ポンドもの公的資金注入。英国経済を吹っ飛ばした大事件の真実が、いま初めて明かされる。

目次

2008年10月7日火曜日
カンパニー・オブ・スコットランド
新世界
ペーズリー・パターン
銀行同士の戦い
好況と破綻の繰り返しの終焉
首切り屋・フレッド
サー・フレッド
思慮深いスコットランドの銀行家たち
安全な住宅
ライト・タッチ
ダブル・ダッチ
バンク・ラン
バブル崩壊
5年が過ぎて

著者等紹介

マーチン,イアイン[マーチン,イアイン] [Martin,Iain]
ジャーナリスト。1971年、ペーズリー(スコットランド)生まれ。グラスゴー大学卒業。『スコッツマン』紙、『サンデー・テレグラフ』紙、『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙などの編集委員を歴任。現在は、フリーランスのジャーナリストとして、主要紙に寄稿する傍ら、BBCラジオのニュース番組の解説も務めている。『メイキング・イット・ハプン 世界最大の銀行を破綻させた男たち』にて、2013年度フィナンシャル・タイムズ=ゴールドマン・サックス経済図書賞を受賞。ロンドン在住

冨川海[トミカワカイ]
翻訳家。1978年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。財閥系大手総合商社に入社。エディンバラ大学経営大学院修了(MBA)

高橋琢磨[タカハシタクマ]
経済評論家。1943年、岐阜県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。野村総合研究所に入社。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院修了(MBA)。同社にて、ニューヨーク駐在、ロンドン支社長、主席研究員を歴任。中央大学大学院教授を経て評論活動に。著書、論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2022/10/20

G-man

2
どんなに優秀な人でも、それを牽制する機能が組織に備わっていないと暴走してしまい、最後はとんでもないことになる という話のイギリス版。既にリーマンショックやら同じようなことは洋の東西を問わず起こっているけど、一神教の国の輩はやることがエグい。銀行は公的な器だとすれば、カジノもどきのことをやって儲けに走って暴走させるのではなく、地道な決済機関として黒子に徹するべきではないか。優秀な輩が金融に行くようになったら世の終わりであり、起業家になるべく仕向けるのが人間の知恵ではなかろうか。2015/05/05

人生ゴルディアス

2
先の金融危機でのヨーロッパ圏についての本の翻訳は少ないので、その意味ではかなり貴重? でも、それだけ、だったかなあ……。まず翻訳がひどい。典型的な受験用翻訳とでも言おうか、過不足なく正しく翻訳が為されているが、日本語として適切ではない文章が延々と続く。たとえば「A社の財務責任者で同社のボスのBに近しいCがどこそこに滞在した時、Dに立ち寄った」(P174の12行目参照)というのが典型で、BとCのことを読者がすでに知っている場合しか、この文章からは適切に意味を汲み取れない。版元のレベルも推して知るべし。2015/04/23

kawa

1
スコットランドの名門銀行破綻のドキュメント。カリスマ経営者の暴走とそれに異議を挟めない経営陣、世界的な金融機関でも、いとも簡単に破綻する。結果、大き過ぎてつぶせずに多額の税金が投入せざるを得ないはめに。取締役陣が独裁者の暴走を止められなかったことに対する「彼らが発言を躊躇ったのは自身らが何百万ポンドも着服しているという事実」の女性スタッフの発言が鋭い。最近の東芝の不正会計問題を想起。イエスマンや自分たちの損得で行動する人しか出世出来ない企業風土では、いくらコンプライアンス大事といってもダメですよ。 2015/08/17

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