出版社内容情報
まさに、日本版『チャーリーとの旅』(J.スタインベック著)、すべての男性必読。
還暦を迎えた男が、愛犬を連れ、自分を取り戻す旅に出た……。「家族、愛犬との絆」、「日本の素顔」、「日本人の心」の本質に迫る一冊。
「2014年春、還暦を迎えた私は、家族の制止を振り切り、日本一周の旅に出た。愛車は、有り金をはたいて買ったキャンピングカー。連れは柴の愛犬・こゆき。自分と、この日本と言う国を、見つめ直すための『二人旅』だ」
旅先で見た日本社会の変貌と素顔、出会った日本人の心、愛犬との心の交流、そして……。様々な出来事を通して、「人生とは何か」「家族とは」「犬とは」を興味深く、ユーモラスに、また切なく綴った紀行エッセイ。
【著者紹介】
山口 理(やまぐち さとし)
東京都出身の作家・児童文学作家。小学校教員を経て児童文学「おーい、日本海!」(文研出版)でデビュー。その後、教員と作家、二足の草鞋及び日本ペンクラブ会員。代表作に「国語おもしろ発見クラブ」シリーズ(偕成社)、「心霊スポットへようこそ」シリーズ(いかだ社)などがある。
内容説明
そうだ、自由と感動の旅路へ。相棒は、有り金はたいたキャンピングカー、そして、柴の愛犬・こゆき。旅を通じて知った「家族・愛犬との絆」「日本の素顔」を、ユーモラスかつ、切なく描き切った、紀行エッセイ。
目次
1 本州南下(旅立ち)
2 一気に四国(それぞれの旅)
3 九州(人情と桜)
4 本州再突入(メジャーということ)
5 宗谷岬(何のための旅か)
6 道東(こゆきの反乱)
7 陸奥の旅へ(悲劇の中で)
8 「アンナ」(別れ)
9 わが家へ(旅の終わりに)
著者等紹介
山口理[ヤマグチサトシ]
東京都生まれ。教職のかたわら執筆活動を続け、のちに著作に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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