人がつながる居場所のつくり方―日野社会教育センターが実践したコミュニティデザインの成功

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人がつながる居場所のつくり方―日野社会教育センターが実践したコミュニティデザインの成功

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872906356
  • NDC分類 379.021
  • Cコード C0036

出版社内容情報

今、もっとも注目を集める地域コミュニティデザインの成功
社会貢献活動をしている人、したい人、社会教育を受けている人、行政の担当者、必読の書。

【もくじ】

はじめに
(公益財団法人 社会教育協会理事長・日野社会教育センター 館長 ?K水 恒男)

日野社会教育センターのスタイル 実践記録の前に

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[第一章]子どもたちとの“育て合い”“育ち合い”
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◎孤育てから共育てへ
([幼児一]四十二歳・女性・粟澤稚富美)

 駅前ミニ子育て応援施設「子育てカフェ モグモグ」
 日々とまどいの連続
 「おいしい」は人との距離を縮める魔法
 出会い・つながり
 地域の力
 見守ること
 おかえりなさい
 孤育てから共育てへ

◎子どもが本気になるとき
([幼児二]四十一歳・女性・伊藤依理子)

 親子と共に育ち合う
 Mちゃん親子とセンターとの出会い
 指導者が教室の中で大切にしていること
 一泊のキャンプに参加
 経験豊かな大人と子どもが関わることの必要性
 子どもとすごした一年間

◎自然が育むものとは
([幼児・小学校低学年]五十六歳・女性・小林清美)

 「森のようちえん&森の冒険学校」の活動
 「遊ばせてあげよう」という意識はまちがい
 子どもの生きる力につながる遊び
 遠方からも遊びを求めて
 「自然遊び」で大切なこと
 回数が重なるたびに見えてくること
 頼もしい応援団と共に
 子どもの健やかな成長のために

◎関わりの中で育ち合う子どもたち
([青少年]三十五歳・女性・藤田郁子)

 みなみだいら児童館ぷらねっと
 お母さんに寄り添いながら、子どもの成長を一緒に見つめる
 みんなで一緒に群れ遊び!
 職員は身近にいる憧れのヒーロー
 つぶやきを受けとめる
 新しいつながりが生まれる
 人は人との関わりの中で育っていく

◎好きになることが一番の近道
([青少年事業一]二十八歳・男性・渡邊和英)

 お兄ちゃんはだめじゃないんだ
 できたときの喜びは一生の宝物
 運動を通しての成長

◎大人も子どももドラムの前では同じ「仲間」
([青少年事業二]二十七歳・女性・小澤まどか)

 人前で??叩く醍醐味〞を楽しむために
 小学三年生がくれた勇気

◎未知なる世界へ飛び出そう!
 ~子ども会活動で、発見・体験で、大きく育つ~
([青少年事業三]三十八歳・男性・阿部和広)

 四十年にわたり続いている「子ども会活動」
 体験活動が生み出した「将来の夢」
 「育ちはゆっくりと」人との関わりが子どもを育てる
 チャレンジで大きく成長!
 山小屋での一晩「変わっていくもの」と「変わらないもの」
 「雪って楽しいだけじゃないんだ」経験は授業に先立つ

◎国際大会で銀メダル受賞
 多くの人たちを魅了した「一輪車クラブ」
([青少年事業四]六十歳・男性・松永義希)

 楽しみながら体の発達をうながす「一輪車クラブ」誕生
 念願の発表会「一輪車ファンタジー」
 「夏休み短期教室」に、先輩の中学生、高校生、大学生が応援
 保護者の強力なバックアップ
 受賞した大会での成績

◎自然×仲間=可能性∞!
([青少年アウトドア部門]二十七歳・男性・寺田達也)
 
「心配な子」がここでは「おもしろい子」なんだって
 「おうちに帰りたい」そんなとき……
 おこづかいの使い方
 「他力本願」が生み出すキャンプのモデルチェンジ

◎「けん玉道場」
([異世代交流]六十歳・男性・松永義希)

 さまざまな世代が一緒につどい、時間を共有できる「けん玉」
 けん玉の魅力にとりつかれる
 大人が子どもに、子どもが大人にアドバイス
 けん玉道の基本はルールや態度等をきちんと身につること
 たかがけん玉、されどけん玉

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[第二章] 大人の学び合い
-------------------------
◎いくつになっても、いつからでも、誰でも
([成人事業]四十八歳・女性・辻野由樹)

 学びたい気持ちの高まり
 退職後は手帳と心にすきま?
 ひとつの出会いが広がりつながる
 幸せな時間をありがとう
 本気で叱ってくれる愛情
 あなたは私の末娘だもの
 ヒーリングアート
 掛け違ったボタン
 私たちの仕事

◎山やスキー、仲間のつながりを強くする
([中高年アウトドア事業]五十五歳・男性・島崎成利)

 楽しみをわかち合う「大人のアウトドアクラブ」
 自然の中で、「経験者のいうことを聞く」大切さを知る 

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[第三章] 輝くシニアたち
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◎地域の中でできる健康づくり([高齢者一]六十歳・女性・宮本俊子)

 参加者を大切にするということ
 皆で気にし合う地域の出来事
 自分の地域できる健康体操教室
 高齢者社会を支え合うさまざまな広がり

◎地域リビング ゆざわ・ここからネット
([受託事業]五十五歳・女性・佐藤文代)

 人と人がつながり、地域もつながる、広がりをつくる
 わざわざ足を運んでもらう施設にしたい
 地域の中はプロの宝庫
 市民の手と力でを目標に
 合言葉は「できることから。できそうもないことはまだやらない」
 何をやっても楽しいね

◎ここからネットはみんなきょうだいだ
(〔コーディネーター〕五十八歳・女性・吉原由美子)

◎誰でも泳げるプールづくり
([プール管理業務]四十三歳・男性・山内至)

 センターが管理するプールは参画型
 ライフガードの役割
 水泳教室の五十嵐さん

◎頑固さも多少は必要かな
([高齢者二]六十二歳・男性・中能孝則)

 捨てられない男のプライド
 新たな挑戦がはじまった
 楽しさが見えてくると、どのようなことでも乗り越えられる
 人がつまずいているところが見えてくるやさしさ
 社会教育の原点は、「共に苦しみ共に楽しむ」

◎笑顔の絶えることがなかった百歳のダンサー
([高齢者三]六十二歳・男性・中能孝則)

 今チャンスが訪れた
 あなたに出会えて本当によかった
 今が一番幸せだなー
 ご家族からの手紙

◎時代と共に変わっていく求められる施設
([総務部]五十六歳・男性・高柳保)

 いくつになってもつながっている
 要望を取り入れながらの施設づくり
 健康でないと使えないけれども……使いたい施設に!
 何でもやるセンターの事業?!
 何をやるにも誰もが楽しめ、豊かな心になる施設に
 使いたくなる施設を一緒につくる

-------------------------
[第四章]地域に根づいた社会教育をめざして四十三年
(公益財団法人 社会教育協会理事 中能 孝則)
-------------------------

◎官民一体、全国に前例のない社会教育のはじまり

 日野市の歴史と土地柄
 不可能を可能に
 日野社会教育センターの設立
 日野社会教育センターへの期待

◎創設時の理念の実現に向けて

 子どもたちの生きる力を強める
 夢を描き続ける人との出会い
 バザーが賛助会に発展
 地域間交流に取り組む
   北海道美幌町/南九州甑島/五日町スキー場/新潟県十日町市下条地区

◎経営感覚を持って事業に取り組むこと

 経営の基本的な考え
 異分野、異文化とのつきあい
 自立・自治の経営
 事業運営の仕方とその課題


あとがき

【著者紹介】
公益財団法人 社会教育協会 日野社会教育センター

東京都日野市と社会教育協会(財団法人・当時)が協力し 1969 年に開設した民間の社会教育機関。“市民による、市民のための、市民の”施設として半世紀近く、文化・スポーツ・福祉・国際交流など、乳幼児から高齢者までが参加、生きがいづくりの拠点となっている。現在の利用市民は年間 12 万人、45 年でのべ 500 万人、まさにあらゆる市民の居場所・コミュニティデザインのグラウンドとして機能している。

内容説明

子どもからお年寄りまで、あらゆる市民の「生きがいづくり」に貢献。地域力の源泉となっている「東京・日野の社会教育」とは?全国の自治体が視察に訪れる、「人づくり、町づくり」の成功例、日野社会教育センターの45年間の記録。

目次

第1章 子どもたちとの“育て合い”“育ち合い”(孤育てから共育てへ;子どもが本気になるとき ほか)
第2章 大人の学び合い(いくつになっても、いつからでも、誰でも;山やスキー、仲間のつながりを強くする)
第3章 輝くシニアたち(地域の中でできる健康づくり;地域リビング ゆざわ・ここからネット ほか)
第4章 地域に根づいた社会教育をめざして四十三年(官民一体、全国に前例のない社会教育のはじまり;創設時の理念の実現に向けて ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rana

5
それぞれの年代で活動できる場所の実践記録。これはあくまで日野市の場合。田舎では真似できない。人口が多ければそれだけ人材も豊富、だからスタッフも充実し、幅広い活動の場を提供できる。喫緊の課題として、車に乗れない高齢者の行き場所を作りたい。2015/12/14

hana@笑顔満開のわくわく探索人

1
これぞ自主的な学習者を育成する「生涯学習」! 世代を越えたり、地域を越えたり、すごい、とした言葉が出ない。2019/05/06

かー

0
居場所作りに興味があり、読んだ。子育てカフェの記述を興味深く読んだ。世代に共通する悩みに寄り添う姿勢が大切だ。そして、悩みを共有し共育していく過程というのが面白いと思った。2022/07/13

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