内容説明
仕事の「必要工数」を決める、「捨てる仕事」を見極める、2か月分のスケジュールを見る、「時間予算」の発想をもつetc.部下も自分もサクッと退社。現場で鍛え上げたワーク・ライフ・マネジメントの奥義。
目次
第1章 計画を先行させる「戦略的仕事術」(「勝利の方程式」をつくる;「戦略的計画立案」で業務を半減させる ほか)
第2章 時間を節約する「効率的仕事術」(何でも「一歩先の行動」を;「プアなイノベーション」より「優れたイミテーション」 ほか)
第3章 時間を増大させる「広角的仕事術」(「捨てる仕事」を決める;仕事は人に任せろ ほか)
第4章 佐々木流「独断と偏見のアドバイス」(30歳で立つ、35歳で勝負は決まり;「礼儀正しさ」に勝る攻撃力はない ほか)
第5章 ワーク・ライフ・バランスが強い会社をつくる(誤解されている「ワーク・ライフ・バランス」;「人生のタイムマネジメント」が必要 ほか)
著者等紹介
佐々木常夫[ササキツネオ]
1944年秋田市生まれ。1969年東京大学経済学部卒業、同年東レ入社。2001年、東レ同期トップで取締役就任。2003年より東レ経営研究所社長(現・特別顧問)。経団連理事、政府の審議会委員、大阪大学客員教授などの公職を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ニッポニア
45
20%は仕事以外に使う、人材でないと今後創造性を発揮できない、と割り切れ。以下メモ。不確実な仕事はとりあえず始めてみる。結局、仕事は終わったところから始まる。間際シンドロームの大損に注意。誰も能力の差はなく、ほぼダンゴ状態、部下の昇格準備は一年前から。議事録はその日のうちに、今はAIに任せる。指示をした相手が何を望んでいるかを確認する。書類は一週間で捨てて問題なし。1週間に1回程度は自宅勤務で。2段上の上司とコンタクトを持つ。自腹を切る人は強い。多読化に仕事のできる人は少ない、って言い切って大丈夫?2024/04/06
hatayan
30
質を落とさずに仕事を一定の時間で終わらせるノウハウを自らの経験をもとにわかりやすく解説。 職場の長の段取り次第で部下の残業はもっと減らせる、 不確実な仕事はまず始めてみて走りながら修正していく、 実際より少し早めに自分の締切を設定して精神的に余裕を持たせる、 ものごとの軽重を判断して詰めなくてもいいテーマは拙速(大ざっぱだが速く)で行う。 本は読むだけでは意味はなく、身につけたスキルや知識を使って人とどう接するかが大切。 毎日の場面に少しの工夫を忍ばせることで時間を有効に使えることを教えてくれる一冊です。2019/02/13
アイスマン
21
「時間泥棒」になるな。時間を守る人は、他人の時間を奪わないための工夫や気配りができるし、自分のタイムマネジメントにも優れている。•••との部分が特に印象に残った。自分のタイムマネジメントには留意してきたつもりだが、「会議の5分前に着席」と「提出期限の厳守」を徹底します。2017/04/26
wiki
16
すごい人だ。猛烈な苦労人。ぬるく生きた人とは全く違った生活を強いられて、その都度猛然と革命に似た取り組みを進められた。だからいろいろな定説にも「ほんとかよ」という目線で見て自分で考えて答えを出す力がとてつもなく切れているとこの本を読むだけで思う。人間力が結局は最も大切という言葉は重い。効率を常に求めていこう。2020/06/01
Q
15
KU ⚫︎ムリをして身体を壊すな ⚫︎礼儀正しさに勝る攻撃力はない ⚫︎出世は人間力、能力、努力のバロメーター ⚫︎会議に出なければ時間を稼げる ⚫︎一番よく分かってる人に仕事を頼む ▷改めて読んでみた。少しだけでも努力して優位にたつのは大切。あとしっかり休む事2024/02/10