出版社内容情報
【著者紹介】
ノンフィクション作家、サイエンスライター。上智大学工学部物理学科卒業。大学での専攻は幾何学および波動光学。各媒体で先端科学技術を紹介する記事を執筆し「難しいことをやさしくわかりやすく」をモットーに日々執筆にいそしんでいる。大の鳥好きで鳥に関する多数の著作がある。
内容説明
物語は、不思議な男の子との出会いから始まった―。宇宙からやってきた「コスモくん」と旅する、宇宙のはじまりからおわり、わかりかけてきた秘密。めくるめく壮大な宇宙の素顔。暗黒物質、ビッグバン、多元宇宙など、気になる宇宙の“いま”とそこで起こっていることがわかる。宇宙と自分のつながりが見えてくる。文系でもやさしくわかる。もっと宇宙が好きになる、最新の宇宙論。
目次
第1章 目に見える宇宙―空を見上げた先にあるもの
第2章 宇宙と地球の密接な関係
第3章 星の誕生とその終末
第4章 宇宙はなにでできている?
第5章 宇宙の始まりと終わり
第6章 感じる宇宙:重力
著者等紹介
細川博昭[ホソカワヒロアキ]
ノンフィクション作家。サイエンス・ライター。上智大学理工学部物理学科卒。科学技術の記事、書籍を執筆する一方で、鳥を中心に人間と動物の関係のルポルタージュもおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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merci
2
☆☆優しい語り口。2023/03/20
sota
1
宇宙は、人間にとっていまいち実感がわかないと思う。しかし、ブラックホール理論や、ダークエネルギーに関することが書かれている。なるべくわかりやすい表現で書いてくれていたので、理解出来た。2013/10/05
えぬ
1
文体は、柔らかいから読みやすい。けど、専門用語はそのまま使っていることの方が多いから入門書だけど、そこで抵抗を感じる人はいるかも。でも、僕としてはある程度、専門用語をそのまま使った方が「正確に」伝わりやすいと思っているのでそんなに気にならなかったかな!ただ僕は理系なので文系は理解するの大変かも(>_<)2013/06/30
たまこ
0
ビッグバンとか、ダークマターとか言葉は聞いたことあるけどどんなものなのか難しくて知るのも諦めた。そういう難しい宇宙を、わかりやすく面白く例を交えて紹介してくれる。「わからないところは読み飛ばしても大丈夫」と冒頭に書いてあったのもあって、構えず気楽に読めた。2014/06/01
ねこ
0
暗黒エネルギーや、多次元や、複数の宇宙、重力の話がおもしろかったし、それらの話を縮小すると私たちの社会や精神構造にも似ていて、文系の私でも楽しめました2013/09/17