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愛されるアイデアのつくり方―ヒットCMを生み続けるエステー式「究極の発想法」

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872905663
  • NDC分類 674.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

売れっ子CMディレクターの原点は、あの雪印事件だった!
「商品企画」「営業企画」にも通用するビジネスマン必読の一冊!

●震災後、日本中に愛されたミゲル&西川貴教さんの消臭力CM――。
その仕掛人、鹿毛康司・エステー?鞄チ命宣伝部長が、ヒットCMを生み続ける「アイデア発想法」のすべてを明かす初の著作。

●彼は、元雪印社員だった。2000年に起きた「雪印事件」。その壮絶な体験が、数々の「愛されるアイデア」を生み出していたのだ。
本書では、彼がつかみとった、誰にでも応用可能な「アイデアのエッセンス」を「11の法則」としてまとめている。

●その根本には、「だからやらないではなく、だけどやる」の精神で、"常識"のカベを突破していく生き方があった。「だけどやる」と歩み続けるなかでドラマが生まれたとき、優れたアイデアは自然と生み出されるのだ。
「不器用な生き方」をさらけ出した本書を読めば、「アイデア」と「勇気」が自然と湧きあがってくる。


●ムシューダの熊雄、消臭プラグの殿様、消臭力の『この部屋くさいよ』……。
これら数々の愛されるCMを生み出してきたエステー?梶B
震災後、日本中に愛されたミゲルの消臭力CM、そして、ツイッターを介して西川貴教氏とそのファンも参加した続編のCMは、ついに「好感度日本No.1」に輝いた。

●この本は、その仕掛人であるエステー特命宣伝部長の鹿毛康司氏が、自らの「不器用な生き様」を生々しくさらけ出しながら、その「アイデア発想法」のすべてを明かした一冊。

●著者の原動力は、驚くことに約10年前の壮絶な「雪印事件の体験」にあった。
被害者・マスコミ対応の前線で苦しみ抜くなかでつかみとった「お客様と会話する"心のアプローチ"」が、エステーのCMアイデアの根底にあるのだ。
「お客様に向き合う」とは何か?
どうすれば、お客様と「目線」を合わせられるのか?
実体験を通して語られる彼の思考法には、
いたるところでハッとさせられ、納得させられるものばかりだ。
そして誰にでも応用可能な「アイデアのエッセンス」が、
見事に描き出されている究極のケーススタディでもある。

宣伝広報のみならず、
商品開発、営業、営業企画…。
お客様を相手にするすべての人の必読書。
特に、新社会人にはぜひとも読んでほしい一冊。

体の中から、
とにかく、不思議なくらいに、
「アイデア」と「勇気」が湧き出てくる本である。

内容説明

徹底的にお客様に向き合う。お客様と目線を合わせる。そこには、技術を超えた「心のアプローチ」があった。商品企画、営業企画、広報企画…。すべてに通用する「11の法則」。

目次

プロローグ 少年が歌い出した瞬間
第1章 「奇策」こそ王道だ
第2章 とことんお客様と向き合う
第3章 アイデアが生まれる「場」をつくる
第4章 アイデアとはドラマである
エピローグ あの空のくものように

著者等紹介

鹿毛康司[カゲコウジ]
エステー(株)特命宣伝部長・クリエイティブディレクター。1959年福岡県生まれ。早稲田大学商学部卒業後、雪印乳業(現・雪印メグミルク)に入社。ドレクセル大学にてMBA取得(マーケティング、国際ビジネス)。帰国後、同社の営業改革を担当。2000年の雪印集団食中毒事件、2001年の牛肉偽装事件における被害者・マスコミ対応の前線に立つ。社員有志7人で「雪印体質を変革する会」を結成。「雪印社員一同」名義で新聞に謝罪広告を打つなどの活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おれんじぺこ♪(15年生)

23
「消臭力」でおなじみ、エステーのCMを作った鹿毛さんが、どうやってCMを作ってきたか、作っているかを書いている本です。 いやーすごい方ですね。発想がすごい。 人脈の大切さも実感しました。すごい人、素敵な人の周りって不思議と人が集まるんですよねぇ、しかも世代を越えて。ワタシもそんなオトナになりたい…。2013/05/13

アコ

18
中川淳一郎氏の本より。エステー宣伝部長であり、元雪印勤務の著者。雪印事件での壮絶な体験を乗り越えた顧客へ向き合う姿勢がエステーのユニークなCMに繋がっているとは。相手への“想い”を忘れないこと、そして“決断力”が熱い文章からも伝わる。消臭力CMシリーズ秘話も多数。しかし、ミゲルくんは覚えているけども、震災後のAC広告からの切替え等は忘れていたし、本当に長らく覚えているCMって少ないのね。youtubeで見ても記憶が曖昧なものが…。◇「だからやらないではなく、だけどやる」(by北川正恭元三重県知事)2017/12/16

すくすく

12
家にあったことも忘れていた。何年振りかの再読。著者が手がけたCMの作り方や前職雪印乳業の食中毒事件の対応を経て、お客様に届けるメッセージへの試行錯誤を追体験する作り。食中毒事件の時のお客様と目線を合わせることの難しさ、震災直後のACジャパンのオンパレードの中で作ることを決意したミゲルくんが歌う消臭力〜のCMのこと。誰も傷つけず、クスッと笑えるメッセージを届けることはSNS全盛の今、より難しくなって来てるなぁと思う2023/05/03

京和みかん

9
著者はあの有名な生活雑貨メーカー『エステー』の宣伝部長。この本で初めて知りました。内容は、著者が自分の半生を振り返りつつ、ヒットCMを生み出す心構えや姿勢を語っていくというもの。そのキーワードになっているのは「想い」です。著者がいかに「お客様の想い」「周囲にいるスタッフの想い」そして「自分の想い」に真剣に向き合っているのかが細かく描かれ、具体的な方法論は書かれていなくとも、その姿勢には心を強く動かされます。エステーのCMの秘密を知りたい方など、クリエイティブなことに興味のある方にはぜひオススメします。2016/11/23

ヨータン

9
著者のような方が上司だったらな〜と何度も思いました。著者と一緒にCMを作ってきた方々が羨ましいです。テクニックよりもマーケティング手法よりもCM作りに大切なのはお客様に対する愛だなと思いました。これは全ての仕事に通じるなとも思いました。2013/12/02

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