裁判員拒否のすすめ―あなたが「冤罪」に加担しないために

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872904062
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C0036

内容説明

死刑執行後に、真犯人が判明―。冤罪の恐怖に耐えることができるか?「良心的裁判員拒否」は憲法上の権利。

目次

第1章 あなたは死刑判決に耐えられるか?(「死刑」という苛酷な判断;裁判員はこうして選ばれる ほか)
第2章 「冤罪」を生み出すカラクリ(裁判員制度で「冤罪」は減るのか?;なぜ日本では冤罪が多く生まれるのか? ほか)
第3章 人権としての「裁判員拒否」(嫌われる裁判員制度;選任段階で拒否する方法 ほか)
第4章 裁判員制度、隠された本当の狙い(裁判員制度は「市民参加制度」なのか?;裁判員制度の真の狙い ほか)
第5章 裁判に市民が参加する意義(治安の維持と、市民の権利はいかにして守るか?;裁判官は法を、市民は事実を決める ほか)

著者等紹介

伊佐千尋[イサチヒロ]
1929年東京生まれ。78年、処女作『逆転』で第9回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。82年「陪審裁判を考える会」、05年「裁判員制度・刑事訴訟法改悪に反対、陪審裁判を実現する会」を発足

生田暉雄[イクタテルオ]
1970年裁判官任官。87年大阪高等裁判所判事。92年退官、弁護士登録。裁判は主権実現の手段であるとの考えのもとに、教科書裁判に関与。高知白バイ再審事件に取組中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Humbaba

7
裁判員制度が実施されたが、そこには問題が数多くある。そもそも人を裁くという行為それ自体が非常にストレスフルなものであり、しかももしも間違えれば他者の人生に大きな影響を与えてしまう。訓練した人間でも誤りを犯すことが有り、素人であればその可能性はより高まる。それはつまり、さばいた人間が罪の意識にさいなまれる可能性が高いということである。2015/05/26

ねええちゃん

0
5:裁判員制度に疑問を感じる。裁判員をやりたくない場合、こうすればいい。2009/11/06

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