小さな国の大きな奇跡―キューバ人が心豊かに暮らす理由

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小さな国の大きな奇跡―キューバ人が心豊かに暮らす理由

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784872903508
  • NDC分類 302.591
  • Cコード C0036

内容説明

世界で唯一成功した社会主義国キューバ。医療も学校もみんな無料。日本人が格差社会で失った、キューバ人の平和で豊かな素顔と幸せな暮らしぶりを目線低く描写する。

目次

プロローグ―長い旅の始まり
1 ALWAYS―小さな国のささやかな暮らし
2 奇跡を生んだヒーローたち―小さな国の歩んできた道
3 反・格差社会に生きる幸福―小さな国の生きる知恵
4 祈りとプライド―小さな国の文化と教育
5 世界をリードする医療と国際貢献―小さな国の大きな奇跡
特別寄稿 チェ・ゲバラがつないだ私と日本(アレイダ・ゲバラ)

著者等紹介

吉田沙由里[ヨシダサユリ]
奈良県出身。海外を中心にヘアメーク、ビデオ制作、ジャーナリスト、絵画・執筆などの活動を行う。OL経験を経て、2007年、「ひとりの想いが世界を変える」をコンセプトに、広島とキューバを平和の灯でつなぐ「世界ともしびプロジェクト」を推進するNPO法人アテナ・ジャパンを設立し、代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぐり

42
米国が目の敵とする社会主義国キューバ。そのイメージはカストロの独裁国家、テロ支援国家と米国の流すプロパガンダとは全く異なるものだった。無料の教育制度、無償の医療制度、生活を支える配給制度、ここには日本のような格差など微塵もない。みなが平等を体現している社会なのである。キューバではスポーツ選手も公務員であり、プロの選手はいない。稼ぎたかったら、亡命するしかない。「明日できることは今日するな」という言葉よく耳にするキューバでは、今という時間をじっくり楽しむようなスローライフを生きている。こんな国なら一度は住ん2014/08/16

糜竺(びじく)

36
別に私は社会主義者じゃないんですが、世界で唯一社会主義が成功したといわれる、キューバという国が前から気になっていて、ちょうどこの本を発見したので購入しました。キューバはアメリカから経済制裁を受けているので非常に貧しい国なんですが、しかしこの本を読んでいると別にキューバの人が不幸ではなく、たくましく生き生きと暮らしているのが伝わってきます。医療も教育も大学まで無料で、医者にだって無料で学んでなれる!野菜もほとんどが農薬を使わず有機農業で育てられています。こんな国もあるんだと知れて視野が広がり良かったです!2013/09/14

Mari Kobayashi

2
一番興味深かったのは、キューバに対してアメリカが経済制裁を加えた際のキューバの対応。石油、電気、化学肥料等、近代的な農業に必要なものが輸入できなくなったキューバでは、農業を古来のやり方に戻す政策をとった。そして、近代化により切り離された都市と農村を近づけることに成功している。日本でも、この方式は活かせるんではないか。ただ日本と比較して気になったのは、日本人にはプリンシプルがないこと。ただ、その為に自分には何ができるか考えても、いまいちピンとこないというのが正直なところ。

かぢお

1
社会主義については、よく分からないけど亡命者が多発していることからも劣悪な環境下にあるんだろうと勝手に想像していた。 本書を素直に読めば、物質的な豊さより人間らしさを選ぶことの尊さを感じられるが、それよりも社会主義という制度を市民目線で捉えたその内容が単純に未知への好奇心を掻き立てた。 後半はプロパガンダのようにキューバ礼讃、米国批判で正直うんざり。 ただこれまでの幸福に対する価値観がひっくり返ったのも事実。発展途上国の人々に経済的支援をすれば幸福に近づける、という安易な考えを改めざるを得ない。2017/01/21

pepin

1
★★★★★(購入レベル) 元BJCの中村達也氏が日記ですすめていたので手にとった。キューバという国の良い面は、人間として、親として見習いたいものだらけだった。物質的には決して豊かではないけれど、教育費や医療費は無料で弱者への支援が手厚い。それは他国へでもだ。日本のようにホームレスや不安を抱えて生きることのない心の豊さを育む社会主義国家。今までアメリカ経由の悪い噂しか見てなかったんだな。キューバの人々のように逞しく、人生を豊かに生きたい。2011/05/23

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