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内容説明
自分の言葉で相手が傷ついてしまったらどうする?「いじめられる側にも問題がある」本当にそうなの?「やられたらやり返してこい!」それって正しいこと?心の内側にある答えを、一緒に探しましょう。一人娘をいじめで亡くした母が、全国10万人の子どもたちに直接語りかけたメッセージ。
目次
子どもたちへ―大人からの「ごめんね」
1 娘、香澄のこと
2 いじめとの闘い
3 最後の3日間
4 心と体で一つの命
5 心の内側を見つめなおす
6 世界に一つだけの花
7 優しい心が一番大切だよ
8 もう一度生きなおすために
子どもたちへ―大人からの「ありがとう」
大人たちへ―あとがきにかえて
著者等紹介
小森美登里[コモリミドリ]
昭和32年1月23日神奈川県藤沢市生まれ。1998年、当時高校1年生だった一人娘の香澄さんが、いじめによって自らの人生に終止符を打つ。香澄さんの残した「優しい心が一番大切だよ」のメッセージを伝えるため、夫・新一郎さんとともにNPO法人ジェントルハートプロジェクトを立ち上げ、全国各地の小中学校、高校などで講演を行う他、学習会、展示会、コンサートなどの企画、運営なども行っている。「いじめのない社会をつくる」ための真摯な活動が多くの人々に浸透し、現在、ジェントルハート(優しい心)の輪が全国に広がっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒポかーさん
1
「自分がされて嫌なことは、他の友だちに絶対してはダメだよ」私もそう言って子育てをしてきました。むしろそういう子どもに育てるのが私の役目だとすら思っていたからです。しかし、そうやって育てた子どもは、著者の娘さんと同様、心を傷つけられてばかりの学校生活を送っています。自死行為未遂もありました。それでも、いじめを止めてくれない。どうしたらいいのだろう。そんな時に読みました。いじめられている子・いじめている子。双方に読んでもらいたい。そして何かを感じ取って欲しい。そんな一冊でした。2010/10/14
ぴー
0
地球はジグソーパズル。1つでも足りないパズルを心から完成したと喜べるか。学級も一緒。2019/02/03