目次
問題の設定と本書の構成
第1部 江戸時代の儒者と寛政改革(儒者と知識人―懐徳堂の儒者を例にして;儒者と寛政改革)
第2部 中井竹山・履軒兄弟の周囲の儒者―その朱子学的立場(含翠堂の儒学と初期懐徳堂の儒学;五井蘭洲の儒学;後期朱子学派の儒学―尾藤二洲・頼春水を中心に)
第3部 最盛期懐徳堂における経学研究―中井竹山・履軒の経学研究(中井竹山の経学研究―『四書断』を手がかりとして;中井履軒の性説1―その朱子学批判の立場;中井履軒の性説2―性と気稟;中井履軒の儒学的聖人観1―伝統的儒学の立場に沿った理想像;中井履軒の儒学的聖人観2―道を学ぶ者の理想像)
第4部 最盛期懐徳堂儒学の経世思想―中井竹山・履軒の実学思想(現実に対する懐徳堂儒学の見解と中井竹山の儒者意識;中井竹山がめざしたもの)
懐徳堂儒学の思想史的意義とその後の展開
著者等紹介
藤居岳人[フジイタケト]
1965年、大阪府生まれ。阿南工業高等専門学校教授。博士(文学)。専攻は中国思想史、日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。