目次
探索的コーパス言語学とは何か
第1部 共時的全文コーパスによる探索(低頻度語発生の文章機構(1)
低頻度語発生の文章機構(2)
文章不偏の無性格語は実在する
名詞的表現による文内情報提示の構造
臨時的な四字漢語の文章内形成)
第2部 通時的全文コーパスによる探索(「デフレから脱却する」―新聞におけるコロケーションの成立と変化;「不良債権処理」―新聞における語結合の一語化・語彙化;「ユビキタス」―論文標題における借用の位相)
第3部 多様なコーパスによる探索(多様なコーパスによる日本語研究の可能性;教科書パラレルコーパスによる歴史叙述の対照)
第4部 探索的データ解析による探索(探索的データ解析による日本語研究;蛇行箱型図によるS字カーブの発見;リジット解析による計数データの分析)
著者等紹介
石井正彦[イシイマサヒコ]
1958年、福島県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程退学。博士(文学)。国立国語研究所研究員、同室長を経て、大阪大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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