内容説明
ロシアはいかなる条件のもとで大国の地位を築いたのか。ロシア政治思想の基本的特徴。日露戦争までの40年間のヴィッテを中心とした政治思想を読み解く。
目次
第1章 前提(ナショナリズムと保守的論壇;アレクサンドル三世の時代)
第2章 地方自治と立憲主義(アレクサンドル二世時代のゼムストヴォと立憲主義;反改革とヴィッテ体制 ほか)
第3章 宗教政策における法治(公認宗教とセクトの間;ロシア化の手段としての刑事罰 ほか)
第4章 ロシア帝国と東アジア(満洲横断鉄道の敷設;ジャーナリズムと中国問題 ほか)
著者等紹介
竹中浩[タケナカユタカ]
岐阜市生まれ。奈良大学社会学部教授。大阪大学名誉教授。法学博士(東京大学)。専門はロシア政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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