目次
第1部 黎鄭政権の統治機構(17世紀黎鄭政権の国家機構―鄭王府系組織の構築;鄭王府の財政機構―18世紀の六番を中心に;黎鄭政権の官僚機構―18世紀の鄭王府と差遣;黎鄭政権における徴税と村落)
第2部 近世ベトナム社会の諸相(黎鄭政権の地方統治―17~18世紀鉢場社の事例;紅河デルタにおける亭の成立と郷村秩序―龍珠社の事例;近世ベトナムの家族形態―花板張功族の嘱書の分析から;フエ近郊におけるキン族社会の成立―清福社の事例;フエ近郊の郷村社会と親族集団の形成―清福社の事例)
著者等紹介
上田新也[ウエダシンヤ]
1977年生まれ。早稲田大学法学部卒業。その後、広島大学文学部に編入学し、同大学大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)。その後、日本学術振興会特別研究員(PD)。現在は大阪大学文学部招聘研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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