目次
グローバルヒストリーから考える新しい大学歴史教育―日本史と世界史のあいだで
第1部 「世界」を問い直す(日本列島における漢字使用の始まりと東アジア;初期の対中国国際借款団と日本外交―「国益」と資本の相互関係;世紀転換期のインド系移民排斥と「インド太平洋世界」の形成;戦間期文化国際主義と「新渡戸宗の使徒」;日仏関係から見る世界史(一八五八年‐一九四五年)―世界市場と国際的地位をめぐって
泰緬鉄道建設をめぐる戦争記憶の比較史―日本人将兵、イギリス人捕虜、ビルマ人労務者)
第2部 「時代」を問い直す(バウンドする伝播のネットワーク―ウマ、火薬兵器、蒙古襲来;琉球王国の形成と東アジア海域世界;東アジア「近世化」論と日本の「近世化」;生活水準の比較史―イギリスと日本;肉桂と徳川期日本―モノから見るグローカルヒストリー構築へ向けて;現代東アジア諸国の少子化を歴史的に理解する)
著者等紹介
秋田茂[アキタシゲル]
1958年生まれ。大阪大学大学院文学研究科・教授
桃木至朗[モモキシロウ]
1955年生まれ。大阪大学大学院文学研究科・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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