阪大リーブル<br> 日本を彩る香りの記憶

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阪大リーブル
日本を彩る香りの記憶

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872596366
  • NDC分類 576.6
  • Cコード C1320

出版社内容情報

歴史上の人物、文学のなかの人々が、生活のなかで欠かせなかった香りを、いかに駆使してさまざまなシーンを彩ってきたのか。軽やかな筆致で描かれる、香りと歴史。歴史上の人物、文学のなかの人々が、生活のなかで欠かせなかった香りを、いかに駆使してさまざまなシーンを彩ってきたのか。仏教、香木、薫物、薬、香水、色の匂いなど、多様なエピソードで紹介。

一 祈りの香り

 イメージの記憶/沈水香の漂着/仏教における視感と香り/薬としての役割/光明皇后の施浴伝説



二 薫物の香り――身に纏う香りと六種の薫物

 「にほひ(匂)」という感性/黒髪の香り/六種の薫物/あでやかな〈梅花〉/涼やかな〈荷葉〉/ぬくもりの〈落葉〉/「あはれ」の〈侍従〉/凛とした〈菊花〉/強さと美しさの〈黒方〉/〈百歩〉先からの香り



三 五節句の香り

 人日の香り/上巳の香り/端午の香り/七夕の香り/重陽の香り



四 色彩の香り

 四季の彩り/自己表現としての色――襲/襲の色目の名前/色の匂い



五 恋の香り

 平中の想い人・侍従の君/雨の降る夜/可愛さあまって「桶箱簒奪事件」/えもいはず香ばしき黒方の香



六 バサラ・カブキたちの香り

 人間五〇年/バサラの誕生――そしてカブキ/同時代の世界の激動/バサラ・カブキを生きる



七 義の香り

 幼子のため/友への義/大坂夏の陣に散った伽羅/武士の義



八 理想の香り――伽羅、そしてヘリオトロープ

 香道――教養としての香り/宣教師が見た香文化/薬種屋の砂糖漬/最高級の沈香「伽羅」/伽羅の油/花の露/ヘリオトロープとの出会い――新しい時代を象徴する香り

内野 花[ウチノ ハナ]
著・文・その他

内容説明

日本の歴史を彩った人びとが残してきたさまざまな香りの記憶を、語り継がれる物語や史実のなかにたどる。香りと魅惑の歴史をわかりやすく解説!

目次

1 祈りの香り
2 薫物の香り―身に纏う香りと六種の薫物
3 五節句の香り
4 色彩の香り
5 恋の香り
6 バサラ・カブキたちの香り
7 義の香り
8 理想の香り―伽羅、そしてヘリオトロープ

著者等紹介

内野花[ウチノハナ]
大阪大学COデザインセンター招へい教員。1979年生まれ。関西大学卒業。博士(文学)。専門は医薬文化史、被膜児伝説研究および女性文化史。学芸員資格をもち、その関連業務や高等学校の講師を経て、2011年から大阪大学コミュニケーション・デザインセンターで特任講師として勤務。2016年招へい研究員を経て、2017年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読書記録(2018/10~)

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香りの豊かな表現に、詩的な雰囲気もある一冊。時折、特に戦国時代のあたりの話とか、広がりすぎて、「ところで香りの話は?」と思わないでもなかったが。「匂」が国字というのは面白い。香りだけでなく雰囲気・気品、さらには色彩の濃淡(グラデーション)という意味合いまで持つ。2024/04/03

渓流

0
日本の歴史を彩ったひとびとが残した様々な香りの記憶を語り継がれる物語や史実の中に辿った香りの歴史。優しい文章が香りを語るにふさわしい文体を成している。2019/03/05

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