ワーク・ライフ・バランスを実現する職場―見過ごされてきた上司・同僚の視点

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ワーク・ライフ・バランスを実現する職場―見過ごされてきた上司・同僚の視点

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  • サイズ A5判/ページ数 195p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784872595765
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C3033

出版社内容情報

WLB支援制度利用者の上司や同僚の心理に焦点を当て、WLBの促進につながる職場環境要因を探り,実践可能な解決策を提言.職場における仕事と生活の調和(WLB)の促進に当たって,WLB支援制度利用者の周囲の従業員の不満や不公平感の緩和が課題の一つとなっている.本書は,従来ほとんど着目されてこなかった利用者の上司や同僚の心理に焦点を当て,統計的手法を用いて実証分析を行うことにより,WLBの促進につながる職場環境要因を探り,上司の寛容度や同僚の納得度を高めるための実践可能な解決策を提言する.

第1章 本書の目的および全体構成

1.1 ワーク・ライフ・バランスの重要性

1.2 ワーク・ライフ・バランス研究の問題点

1.3 資源保存理論のリソース

1.4 本書の目的

1.5 本書の構成



第2章 家庭生活と創造的職務行動

2.1 本章の目的

2.2 理論および仮説

2.2.1 理論的背景

2.2.2 F → W 促進

2.2.3 担当職務の自由度

2.2.4 集権性

2.2.5 交互作用

2.3 調査方法

2.3.1 分析データ

2.3.2 従属変数

2.3.3 独立変数および調整変数

2.3.4 統制変数

2.4 結果

2.4.1 因子分析および信頼性分析

2.4.2 基本統計量

2.4.3 仮説の検証

2.4.4 仮説4・5 の検証

2.5 小括



第3章 ワーク・ライフ・バランス支援制度の効果

3.1 既存研究

3.2 理論および仮説

3.2.1 調査のフレームワーク

3.2.2 仮説

3.3 調査方法

3.3.1 分析データ

3.3.2 使用変数

3.4 結果

3.4.1 因子分析および信頼性分析

3.4.2 基本統計量

3.4.3 仮説の検証

3.5 小括



第4章 ミドルマネジャーの寛容度

4.1 本章の目的

4.2 既存研究

4.3 理論および仮説

4.3.1 Job Demands-Resourcesモデル

4.3.2 担当職務の自由度

4.3.3 上司からの仕事の支援

4.3.4 媒介仮説

4.4 調査方法

4.4.1 分析データ

4.4.2 従属変数および媒介変数

4.4.3 独立変数

4.4.4 統制変数

4.5 結果

4.5.1 因子分析および信頼性分析の結果

4.5.2 仮説の検証

4.6 小括



第5章 同僚従業員の業務負担予測と寛容度

5.1 本章の目的

5.2 同僚従業員の態度

5.3 理論および仮説

5.3.1 本章のフレームワーク

5.3.2 仮説

5.4 調査方法

5.4.1 調査対象およびサンプル

5.4.2 使用変数

5.5 結果

5.5.1 因子分析および信頼性分析

5.5.2 基本統計量

5.5.3 仮説の検証

5.6 小括



第6章 同僚従業員の態度

6.1 本章の目的

6.2 ポジティブ・アクションの既存研究

6.2.1 WLB研究とPA 研究の類似性

6.2.2 利益・不利益の度合い

6.2.3 価値観と施策目的との整合性

6.2.4 公平意識

6.3 ワーク・ライフ・バランス研究への適用

6.3.1 PA 研究とWLB

6.3.2 利益・不利益の度合い

6.3.3 価値観と施策目的との整合性

6.3.4 公平意識

6.4 小括



第7章 総括

7.1 本書の概要

7.1.1 WLB支援の効果

7.1.2 周囲の従業員の心理に影響する要因

7.2 本書の学術的貢献

7.2.1 WLB研究

7.2.2 人的資源管理論

7.2.3 組織論

7.2.4 行政に関する研究

7.3 本研究の実務上の貢献

7.4 本書の限界点

7.5 今後の研究の方向性



参考文献

初出一覧

あとがき

細見正樹[ホソミ マサキ]
細見正樹
1974 年生まれ。人的資源管理論,組織行動論専攻。経営学博士(大阪大学),法学修士(同志社大学)。1998年兵庫県奉職後,企画県民部統計課主幹(商工業統計担当)のほか,公務災害,不当労働行為,雇用支援などの業務に従事。大手前大学現代社会学部非常勤講師,兵庫県立大学政策科学研
究所客員研究員を経て,2016年10 月より香川大学経済学部講師。
主要著作
「職場の同僚に着目したワーク・ライフ・バランス支援制度の利用促進に関連する要因の検討―地方自治体における実証分析」(共著)日本労働研究雑誌635,92-105(2013年)
Influence of family domain on employee creativity in Japan : Role of family-towork facilitation and work environment(共著)Japan Social Innovation Journal4(1), 34-43(2014年)
「ミドルマネジャーの職場環境と従業員の…

目次

第1章 本書の目的および全体構成
第2章 家庭生活と創造的職務行動
第3章 ワーク・ライフ・バランス支援制度の効果
第4章 ミドルマネジャーの寛容度
第5章 同僚従業員の業務負担予測と寛容度
第6章 同僚従業員の態度
第7章 総括

著者等紹介

細見正樹[ホソミマサキ]
1974年生まれ。人的資源管理論、組織行動論専攻。経営学博士(大阪大学)、法学修士(同志社大学)。1998年兵庫県奉職後、企画県民部統計課主幹(商工業統計担当)のほか、公務災害、不当労働行為、雇用支援などの業務に従事。大手前大学現代社会学部非常勤講師、兵庫県立大学政策科学研究所客員研究員を経て、2016年10月より香川大学経済学部講師。主要著作「ミドルマネジャーの職場環境と従業員のワーク・ライフ・バランス―部下の家庭生活・個人生活の充実に対する寛容度についての実証分析」(単著)『経営行動科学』28(1)、19‐38(2015年)(2016年経営行動科学学会奨励研究賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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椎名千歳

1
ワークライフバランスに関しての研究書。軽い気持ちで読み始めたので、しっかりとした内容に驚いた。こんな研究もあるということが興味深かった。制度を作るにしろ利用するにしろ、心理的な面も考えなければいけないんだろうなー。2017/05/16

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