目次
第1章 人類の文明の発展は「石」の活用と共にある(人類と「石」との関わり;陶磁器;鉱物とは?;宝石となる鉱物;日本の宝石・ひすい)
第2章 「本草学」から「鉱物学」への道(「本草学」にさかのぼる日本の鉱物学;石の薬「石薬」;本草学から奇石趣味へ;近代日本の鉱物学の黎明)
第3章 日本の鉱業―近世の金・銀・銅山(近世における日本の鉱業;石見銀山産の江戸時代の鉱石)
第4章 標本の歴史をひもとく(標本の歴史をひもとく;「ラベル」からたどる鉱物標本のルーツ;地域に密着した鉱物標本―大阪府の鉱物;大阪大学ゆかりの研究者と鉱物)
第5章 「宇宙の石」と「地球の石」(隕石;南極の氷原は隕石の宝庫;地球の石;「はやぶさ」の小惑星探査;付記 大阪府の「県の石」について)
著者等紹介
石橋隆[イシバシタカシ]
公益財団法人益富地学会館研究員。1977年長野県松本市生まれ。中京学院大学経営学部卒。大阪大学総合学術博物館の博物館研究員を2016年より兼任。日本地質学会理事。地球科学の普及、専門家やアマチュア研究家への支援活動に従事するほか、鉱物や化石、地形の記載科学または文化地質学的研究を行う
澤田操[サワダミサオ]
公益財団法人益富地学会館運営委員。1952年大阪市生まれ。近畿大学理工学部電気工学科卒。鉱物蒐集家
伊藤謙[イトウケン]
大阪大学総合学術博物館特任講師(常勤)。京都府出身。博士(薬学)。大阪大学総合学術博物館研究支援推進員、京都薬科大学生薬学分野助教を経て、2015年より現職。専門は生薬学・本草学・博物館学と多岐にわたる。美術研究も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。