目次
アドルノという気がかり
先人たち(全体性の幻想―アドルノとワーグナー;生の肯定か否定弁証法か―ニーチェとアドルノ)
形成された思想(アドルノの「自然史」について―その理論的可能性の再検討;知識人の住まう風景―アドルノとサイード ほか)
後継者たち(非同一的なものの承認―アドルノからホネットへ;生命倫理の時間論―生活史をめぐって(1) ほか)
ビオグラフィーの哲学的問題圏へ―自己と他者との間で(何が「君自身についての物語れ」と命じるのか―オートビオグラフィー・ビオグラフィー・ビオポリティーク;アドルノとは誰か―ビオグラフィーのビオポリティーク)
著者等紹介
入谷秀一[ニュウヤシュウイチ]
1975年岡山県生まれ。文学博士。大阪大学大学院文学研究科、フランクフルト大学哲学部を経て、大阪大学大学院文学研究科の任期付き助教(2013年退任予定)。専門は哲学、ドイツ思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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