コンフリクトのなかの芸術と表現―文化的ダイナミズムの地平

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コンフリクトのなかの芸術と表現―文化的ダイナミズムの地平

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  • サイズ A5判/ページ数 371p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784872594058
  • NDC分類 002
  • Cコード C3036

目次

第1部 地域とナショナリティ(自己/他者の表象をめぐる闘争―征服後メキシコの先住民エリートと文化境界上の美術;民族対立のなかの学知―アウグスト・ザウアーの地域文学史構想;せめぎ合う「民謡」概念―『モラヴィア恋歌集』の編纂をめぐるレオシュ・ヤナーチェクとズデニェク・ネイェドリーとの対立;シマノフスキの創作活動におけるジレンマ―歌曲集“スウォピェヴニェ”作品46bisにみる新しい民族音楽の萌芽;ポーランドのネオ前衛―クシシュトフ・ヴォディチコとその周辺;伝統と創造性の狭間で―なぜジューバンJewban・パフォーマーはアイデンティティを表現するのか?)
第2部 移動する芸術家、流通する芸術(中東欧のなかの作曲家たち―三つのスケッチ;モホイ=ナジの書簡にみる戦時下の亡命芸術家の苦悩;19世紀イタリアにおける美術品市場―マルケ地方における祭壇画売却をめぐるコンフリクト;中山晋平の音階論―「新しさ」と「民謡」の順接と逆説;チェコ人ヴァイオリニスト、パウル・クリングと日本―NHK交響楽団における活動を中心に;ROCIプロジェクトと文化的時差;美術館は誰のものか)
第3部 「身体」とアイデンティティ 東欧ユダヤにおける事例(「根なし草」と「肉体の主」―M.Y.ベルディチェフスキーとユダヤ文化革命の両義性;カフカの見たベルリン「ユダヤ民族ホーム」―ユダヤ人の身体表象と社会事業の接点;子どもたちの「社会主義共和国」―戦間期ポーランドのユダヤ人療養・教育施設「メデム・サナトリウム」における「新しい文化」の実験)

著者等紹介

小泉潤二[コイズミジュンジ]
大阪大学大学院人間科学研究科教授

栗本英世[クリモトエイセイ]
大阪大学大学院人間科学研究科教授

國府寺司[コデラツカサ]
大阪大学文学部(西洋美術史)卒。アムステルダム大学美術史研究所に留学し(1981‐88年)、文学博士Doctor der Letterenを取得。オランダ・エラスムス財団よりエラスムス研究賞を受賞。現在、大阪大学文学研究科(美術史、アート・メディア論)教授

伊東信宏[イトウノブヒロ]
大阪大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。主として中東欧の音楽史、民俗音楽、大衆音楽を対象とし、バルトーク、ハイドン、リゲティなどについて論じてきた。朝日新聞、NHK‐FMで定期的に解説、批評を担当している

三谷研爾[ミタニケンジ]
大阪大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。専門はドイツ・オーストリア文学、中欧文化論。プラハ、ウィーン、ベルリンにおける都市の近代化と美的モダニズムの相関について研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。