内容説明
企業国際化の起源は中国にあった!日中両国の新資料を駆使し、日系企業の実像を解明した初の国際共同研究。
目次
第1部 中国綿業の中の在華紡(在華紡の経営―内外綿の技術移転、労務管理、製品戦略、流通;内外綿の中国人管理者と監督的労働者―「特選工」から「役付工」へ(1911‐45年)
在華紡技術の中国への移転
1950年代の中国綿業と在華紡技術
初期の在華紡―上海紡織の形成をめぐって
戦間期における在華日本紡織同業会の活動)
第2部 在華日系企業の諸相(撫順炭鉱と満鉄の経営、1917‐1945年;戦時期の大冶鉄鉱と対日供給;向井龍造と満蒙殖産の骨粉製造、1909‐31年;日本製粉業の対中国投資)
著者等紹介
富澤芳亜[トミザワヨシア]
1965年生。島根大学教育学部教授
久保亨[クボトオル]
1953年生。信州大学人文学部教授
萩原充[ハギワラミツル]
1955年生。釧路公立大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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