ソヴィエト後の中央アジア―文化、歴史、言語の諸問題

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ソヴィエト後の中央アジア―文化、歴史、言語の諸問題

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  • サイズ キガイ判/ページ数 302p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784872593679
  • NDC分類 302.296
  • Cコード C3039

内容説明

ウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、キルギス、北部アフガニスタン…中央アジアの最新の動きを紹介。

目次

第1章 ソヴィエト後の中央アジアについての一般的知識(「トルキスタン」「中アジア」「中央アジア」「マー・ワラー・アンナフル」の理解について;中央アジアの地理と気候;中央アジア政治史の概略;中央アジアの人々の歴史と分化における大シルク・ロードの位置;中央アジアにおける定住文明と遊牧文明の総括;トルコ系民族とイラン系民族の共生;中央アジア諸民族の文字と言語)
第2章 中央アジア民族間における文化・言語の対立の根源(紛争とその諸相;中央アジア地域の社会学的考察によるエトノス(民族社会集団)、国民、民族論
地域における複雑な民族人口分布図の形成
民族・共和国境界策定
歴史問題における論争
中央アジアの地政(治)学と地経(済)学の諸相
中央アジア地域の水資源問題)
第3章 中央アジア諸国の政治、文化、言語、様々な問題点と紛争(ウズベキスタン共和国;カザフスタン共和国;タジキスタン共和国;キルギス共和国;トルクメニスタン共和国;南トルキスタン(北部アフガニスタン))

著者等紹介

エルタザロフ,ジュリボイ[エルタザロフ,ジュリボイ][Eltazarov,Juliboy]
1960‐。専門は言語学、トルコ学、中央アジア研究。これまでにテュルク諸語、中央アジア民族・文化史に関する諸側面について多くの著書を執筆している。1988年から2007年まで、サマルカンド国立大学にて教鞭をとる傍ら、韓国、トルコ、ドイツ各国の大学研究機関で教育に従事。2007年10月より2010年1月まで、大阪大学世界言語研究センター「民族紛争の背景に関する地政学的研究」プロジェクト特任准教授として研究に従事

藤家洋昭[フジイエヒロアキ]
1963年生まれ。大阪大学世界言語研究センター准教授。専門は記述言語学、チュルク語学。カザフ語やウイグル語などのチュルク諸語を中心に句構造文法理論の枠組みで研究に従事するほか、チュルク諸語のマルチメディア教材の開発を担当している

小松格[コマツイタル]
1946年生まれ。1970年大阪外国語大学ペルシア語学科卒業。大阪ウズベキスタンの会主宰。これまでにウズベク語に関する多数の著書を執筆するなど、日本におけるウズベク語研究を行っている

吉村大樹[ヨシムラタイキ]
1977年生まれ。大阪大学世界言語研究センター特任助教、京都府立大学共同研究員。専門は言語学、チュルク語学。トルコ語、ウズベク語を中心としてWord Grammar理論の立場から、言語構造の記述・分析を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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katashin86

0
この地域において、民族の境目がはっきりしたものであるとは思えない。それでも、「国民」と違う民族グループが強調されているのは、なぜだろうか。2014/10/25

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