内容説明
大人も魅了するふしぎの世界。赤ずきん、眠れる森の美女などの「昔話」や「伝説」「妖精物語」から「現代のファンタジー」まで、フランスのさまざまな物語がつむぐふしぎと驚き。現実の中にひそむもう一つの世界(ファンタジー)に心を遊ばせてみよう。
目次
第1章 昔話(灰かぶりのマリ―灰は身を隠す;ふたりのこぶ男―「こぶ取爺」との類似と相違 ほか)
第2章 民衆が好んだ伝説(メリュジーヌ伝説―禁忌を破ると災いを招く;エモンの四人の息子―胸躍る騎士物語 ほか)
第3章 妖精物語の流行(シャルル・ペロー;レリチエ嬢 ほか)
第4章 「妖精物語」以後のファンタジー(セギュール夫人;ジョルジュ・サンド ほか)
著者等紹介
石澤小枝子[イシザワサエコ]
梅花女子大学名誉教授
高岡厚子[タカオカアツコ]
梅花女子大学名誉教授
竹田順子[タケダジュンコ]
元大阪大学大学院言語文化研究科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ほってぃさん
2
フランスの昔話から近代のファンタジーまでを紹介した本。この1冊で本格的な知識を得られる、というものではないが興味を持たせるには必要十分な内容。つぎはもう少し深く掘り下げたものを読んで、知識を蓄えて行きたい。2014/04/17
ぽもち。
0
フランス児童文学におけるファンタジーを抜粋を用いながら、紹介していく形式。抜粋が多いため、楽しんで読める。やはり子どもへの道徳教育といった視点が強いように感じる。2016/06/26
枕流だった人
0
船橋市立図書館
ヒツジ
0
4章に掲載のお話、アンリ・ボスコ、天沢退二郎訳の「少年と川」がとてもよかった! 子供の頃の足元が崩れてなくなるような不安感とそれでも毛布に包まれているような安心感を思い出す2013/03/16