内容説明
日本のオーケストラ黎明期に宝塚歌劇ゆかりの楽団を指揮し、西洋音楽の普及に情熱をそそいだヨーゼフ・ラスカ。波乱に満ちた足跡をたどる。
目次
プロローグ ラスカとの出会い
第1章 ラスカの生い立ちから来日まで
第2章 宝塚音楽研究会
第3章 宝塚交響楽団の成立
第4章 ブルックナー作品の初演へ
第5章 神戸女学院、貴志康一、そして山田耕筰
第6章 作曲家ラスカ
第7章 突然の離日そして苦難の年月
第8章 帰還から晩年へ
エピローグ ラスカが去った後の宝塚
著者等紹介
根岸一美[ネギシカズミ]
1946年埼玉県生まれ。1975年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。大阪音楽大学専任講師、大阪教育大学助教授、同教授、大阪大学文学部教授、同大学院研究科教授を経て、2010年より同志社大学文学部任期付教授、大阪大学名誉教授。1982‐84年、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団研究員としてドイツ連邦共和国(ハイデルベルク大学)に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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