阪大リーブル<br> 失われた風景を求めて―災害と復興、そして景観

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阪大リーブル
失われた風景を求めて―災害と復興、そして景観

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872592399
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C1352

内容説明

ボロブドゥールやバリ島の遺跡を訪ね、ヨーロッパの都市や江戸時代の町を考察し、ジャワ島中部地震の現場に駆けつけて復興に尽力し、阪神・淡路大震災の経験をこれからの町づくりに生かす。人間と風景の真の関わりを追及した書。

目次

第1部 風景は移ろい、都市は遺跡化しうる(埋もれた遺跡;変化する風景とその記憶;復興と文化の持続)
第2部 震災からの復興と景観(阪神・淡路大震災からの復興と景観;生活風景を見失うとき;復興景観にみる断絶と継承;風景を取り戻すために)
第3部 移りゆく風景をつなぐ(人間と風景の真の関わり;風景を織りなすよりどころ;変化を織り込む;風景のおもむきを求めて)

著者等紹介

鳴海邦碩[ナルミクニヒロ]
1944年、青森県生まれ。大阪大学名誉教授。京都大学大学院修士課程修了。兵庫県技師、京都大学助手、大阪大学教授(工学研究科)を歴任。工学博士。都市計画、都市環境デザインが専門。日本都市計画学会前会長。阪神・淡路大震災からの復興について10年間にわたって定点調査を行い、復興まちづくりを検証した。インドネシアをはじめアジア諸国の都市環境調査も行ってきた。サントリー学芸賞、故奥井復太郎日本都市学会会長記念都市研究奨励賞等を受賞

小浦久子[コウラヒサコ]
大阪生まれ。大阪大学大学院工学研究科・准教授、工学博士・技術士(都市および地方計画)。専門は、都市計画・環境デザイン。大阪商工会議所、民間建設コンサルタント会社において大阪・関西の開発・都市計画に携わり、1992年より大阪大学工学部助手、1997年より現職。阪神・淡路大震災後の被災度調査に始まり10年間にわたって芦屋の復興調査を行った。現在は主に景観をテーマに調査研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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かずら

1
阪神淡路大震災で被災した神戸。かつての「その町らしさ」を取り戻すにはどうすればいいのか。災害と景観について論じた本。普段景観には興味がなく、「家はきれいで住めればいい」くらいに考えている私でも、著者二人が真剣に失われゆく町の姿を案じているのには心が打たれました。災害では命や財産が奪われるだけではなく、人々の心の中にある故郷のイメージも消してしまうのですね。世代交代によって町が変わっていくのはどうしようもないことですが、住民や建築業者がどんな町を作りたいのかビジョンを持つことが重要なのだと思いました。2014/09/20

makoto sakaguchi

0
鳴海先生著の本。阪神淡路大震災後の復興を風景という点で主に述べられている。ゆっくりと変化するはずの風景が震災により失われ、復興により急速に書き換えられていく。今回の東日本大震災や学会コンペにも通じる興味深い内容であった。2012/05/15

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