目次
古典籍の装幀の変革
装幀形態と成巻および製本方法(巻子本;粘葉装;大和綴;経折装・折本;線装本袋綴;成巻、製本道具類)
著者等紹介
吉野敏武[ヨシノトシタケ]
1943年東京生まれ。1959年に宮内庁書陵部に図書修補助手として採用され、その後技官に任官、1986年に修補師長補(主任)、1993年に修補係長、2006年4月に修補師長(補佐)となり現在に至る。装幀と料紙および修補技術について、国内に限らず中国の古典籍も含めて収集、調査研究を進めてきた。1989年に発足した和紙文化研究会には発足当初から参加し、1993年からは運営委員と研究誌『和紙文化研究』の編集委員長を務めている。現在まで、『和紙文化研究』を始め様々な媒体への執筆、東北芸術工科大学における「古文書・古書籍の修復実習」指導のため集中講義(隔年)のほか、古典籍の所蔵機関や大学などで、数多くの講義、講演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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魚京童!
18
どこにでも、こんなところに拘る?って人がいる。相容れないさ。でもそれが魅力だったりする。じゃー残業できないからそれを止める?単純にする?中身で勝負する?それは間違っていない。費用対効果を上げられる。でもそれってさ、技術の否定だよね。拘ることが質なんだから。2018/12/16
あうる
3
言葉で何かを伝えるのは難しいものだが、こうも作り方が頭に浮かばない本というのもなかなかないと思った。大和綴の作り方や装丁が参考になる。2017/10/07
fukura
0
粘葉装2017/06/11