目次
第1部 理論からのアプローチ(ESDと「世界史」学習―「持続可能な社会」の形成という視点が問いかけること;地域世界と「世界史」前近代史学習―広域的地域世界としての地中海世界;地域と「世界史」近代史学習―近代史構成原理の課題としての国民国家像 ほか)
第2部 方法からのアプローチ(探究的「世界史」授業のデザイン―歴史的思考力の六つの視点からのアプローチ)
第3部 臨床からのアプローチ(戦後社会科実践史における1970・80年代の意義;小学校社会科の歴史授業 久津見宣子、山本典人、有田和正の原始社会の実践を比較する―理念型を用いた歴史「授業モデル」の構築と活用;中学校社会科の歴史授業 安井俊夫の共感論の今日的意味を考える―「スパルタクスの反乱」実践を歴史エンパシーから再検討 ほか)
著者等紹介
田尻信壹[タジリシンイチ]
1955年埼玉県生まれ。1978年新潟大学人文学部史学科卒業。1991年上越教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了。2017年日本女子大学大学院人間社会研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。埼玉県立高校・筑波大学附属高校教諭、富山大学・共立女子大学教授、文部科学省初等中等局教育課程課教科調査官(非常勤)、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官(非常勤)を経て、目白大学人間学部教授、人間学部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。