内容説明
砒素汚染に立ち向かう!バングラデシュの辺境の村シャムタ。ここで生まれ育ったモンジュは、謎の病が地下水の砒素汚染によるものと知り、住民への啓発活動を担う。自らも砒素中毒になりながらも患者に寄り添い、砒素汚染に立ち向かった記録文学の誕生。
目次
第1章 不治の病
第2章 私の育った村
第3章 シャムタから土呂久へ
第4章 患者支援
第5章 さらなる砒素汚染地へ
第6章 墓標
第7章 希望と絶望のはざまで
著者等紹介
パルビン,モンジュワラ[パルビン,モンジュワラ]
1971年、バングラデシュ独立の年にジョソール県シャシャ郡のシャムタ村に生まれる。カレッジを卒業後、結婚、離婚、出産を経て、1997年から日本の国際協力NGOアジア砒素ネットワークのシャムタ村での活動に参加。1998年11月には日本を訪れて、「第3回アジア地下水砒素汚染フォーラム」でバングラデシュ代表として発表。1999年8月にアジア砒素ネットワークの現地スタッフとなり、主に啓発担当として、村々をまわり砒素汚染対策の普及に尽力
松村みどり[マツムラミドリ]
2005年、ジョソールを訪れアジア砒素ネットワークで活動していた著者モンジュワラ・パルビンに出会う。2012年よりダッカに住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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