クリスチャニア 自由の国に生きるデンマークの奇跡

清水 香那【文】/稲岡 亜里子【写真】

ＷＡＶＥ出版（2017/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 192p／高さ 22cm
• 商品コード 9784866210896
• NDC分類 302.389
• Cコード C0095

出版社内容情報

森の楽園に独創的な家々。未舗装の道に馬が歩き、犬と走り回る子どもたち。未来の生き方のヒントがここに。

内容説明

世界で一番幸福な国として注目を集めるデンマーク。その首都コペンハーゲンのど真ん中には、住民たちが創り上げた奇跡の国「クリスチャニア」があります。心を解放して、ありのままの自分で生きられる場所。幸せな未来をつくるヒントがここにあります。

目次

クリスチャニア　自由の国に生きる（「クリスチャニア」へようこそ；クリスチャニアに集う人々；クリスチャニアで暮らすには　ほか）
デンマークと導きの光（自分を見つける学校；生きる力を育む学校；受け継がれてきた導きの光　ほか）
デンマークと夢を見続ける人々（ドゥスキル・エコビレッジ；夢見る世界をつくるには；明日への種蒔き　ほか）

著者等紹介

清水香那［シミズカナ］
徳島生まれ、大阪育ち。オーストラリアのゴールドコースト、パース、アメリカのバークレー、仙台を経て２０１１年京都へ。２０１５年、京都北区にｂｅａｕｔｉｆｕｌ　ｔｈｉｎｇｓ　ａｎｄ　ｖｅｇｅｔａｒｉａｎ　ｃａｆｅ「ＳＴＡＲＤＵＳＴ」をオープン

稲岡亜里子［イナオカアリコ］
京都生まれ。１６歳でアメリカ・サンディエゴの高校に留学。高校で写真に出合い、パーソンズ美術大学写真科卒業。ニューヨークと東京を拠点に世界を飛びまわる写真家として活動する中、２０１３年に家業である創業５５０年余の蕎麦と蕎麦菓子屋「本家尾張屋」を後継。老舗当主と写真家とし、京都に住んでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kanau]

2017年1月、本書で描かれているクリスチャニアに行きました。首都コペンハーゲンのど真ん中に突如現れる、マリファナの香りに包まれたアーティスティックな自治区に衝撃を受けたことを良く覚えています。 この本を読んだいま、もう一度訪れたくなりました。クリスチャニアに住んでいる人々一人一人のストーリーを、もっともっと知りたい。 国家システムの中で、そして巨大な経済システムの中での、ある種画一的な暮らし方が当たり前になった私たちに、「暮らし方はもっと多様だよ」と教えてくれている気がします。

2018/02/20

[miyuta_idol]

社会をよりよくすることと、自分の目の前の生活、人生を楽しむことを軽やかに両立しているようにみえる姿が、とても素敵だと思った。

2023/04/04

[すすむすすみ]

クリスチャニアという独立自治区が成り立つことの奇跡のような話し。 この話の中に出てくるデンマークの人々のように暮らせたらなんて幸せなんだろうと思う。 プリミティブな社会的なつながりと利他と利己が調和する社会。

2022/10/30

[Y]

△

2019/07/05