目次
第1編 長崎警備体制の強化(一八世紀における佐賀藩の長崎警備;長崎警備における三家―小城藩を事例として;佐賀藩の情報収集と意思決定―天保~嘉永期を中心に;長崎港外防備強化策の進展過程―両島台場築造の様相について;長崎両島台場の変遷―幕末期洋式砲台としての評価)
第2編 反射炉の構築(ヒュゲーニン「鋳造書」の佐賀藩翻訳書の分析―『電子書籍・ノート』のソフトを用いて;幕末佐賀藩における反射炉操業の変化と画期;佐賀藩「御鋳立方の七賢人」―経歴と事績を中心に;鍋島文庫『褒賞録』からみる御鋳立方の技術者;佐賀藩反射炉見学者の実見録;佐賀藩御鋳立方田中虎六郎の事績;佐賀藩反射炉跡出土鉄関連遺物の自然科学的分析;佐賀藩反射炉跡出土遺物の分析―レンガ・鉄滓の蛍光X線分析)