内容説明
ダイソーは「潰れる!潰れる!」といわれ、今日の成功がある!利益一円でも売る100均商法で不可能を可能にしたダイソー社長!初めて書かれる、誰も思いつかなかった新ビジネスモデルをつくった商売秘話!
目次
第1章 仕入れは貧乏と格闘技
第2章 夫婦で一番売るトラック売店
第3章 百円の高級品
第4章 矢野式人材の育て方
第5章 破竹の海外進出
第6章 入社二年目のバイヤー
第7章 九九パーセントが自社開発商品
第8章 新しい風、生き残るために
著者等紹介
大下英治[オオシタエイジ]
1944年、広島県に生まれる。広島大学文学部を卒業。「週刊文春」記者をへて、作家として政財官界から芸能、犯罪まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
47
母はダイソーの土鍋を20年愛用している。過失で割らない限り、半永久的に我が家の戸棚を占有しそうだ─。バブル時代まで、100円商品の価値は低かった。侮られたダイソーの逆襲はこうだ(私の言葉だと大層な言い方になる。社長は柔和な方です)。“利益1円でも売る(高品質を実現)”。儲けに卑しくならない商法で、大量発注、大量在庫、大量販売を展開したのだ。矢野社長のバイタリティは【貧乏暇なし】、その半生を10年に渡る取材で評伝形式にまとめた書籍。表紙のネクタイ、きっとこれも100円。文章は★3だけどエピソードはそれ以上。2017/12/14
ばんだねいっぺい
34
ダイソーへ行き着くまでがまさに波乱万丈。何よりも謙虚さが貪欲さを生み、成長のエンジンとなっている。お客様目線に徹しきれる偉ぶらない人柄とドがつく根性と細やかさ、そして日曜日も働くような体力と素晴らしい奥様のサポート、経営の神々からのアドバイス。ダイソーを利用するのが、前よりも楽しく感じられるなぁ。かく、ありたいです。2020/12/01
ユウユウ
28
ダイソーに行った日なので読んでみた。絵に描いたような苦労人生。それでも新たなビジネスモデルを作り、今も成長している。そのすごさ、要約ではなく、原文で読んでみたくなった。2019/12/23
ヒラP@ehon.gohon
26
ダイソーという、小さいけれど巨大な小売り産業がどのようにして出来たのか、社長の破天荒な人生と、精神が築き上げたもの、素晴らしい求心力に、目から鱗の書籍でした。 2020/12/17
山田太郎
25
案外といってはなんですが、面白かった。なんだあの宗教団体と関係ないのかデマだったのかと。自分の意思とはうらはらにどんどん会社大きくなるのは何だろうなと。借りれる時に借りとけというのはうちの会社も同じだな、経理担当者タイヘンなんだけど。2020/09/12