- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(日本)
出版社内容情報
"鶴見和子が切り拓いた熊楠研究の地平とは
アカデミックな熊楠研究のフロンティアを拓いた鶴見和子の名著『南方熊楠――地球志向の比較学』から35年余、南方熊楠をめぐる資料の発掘・整理が飛躍的に進んだ今、何が見えてきたのか? 最新資料を踏まえた研究者たちと鶴見ががっぷり四つに組み、多くの謎を残す熊楠の全体像とその思想の射程を徹底討論、熊楠から鶴見へ、そしてその後の世代へと、幸福な知的継承の現場が活き活きと記録された鶴見最晩年の座談会を初公刊。
"
内容説明
鶴見和子が切り拓いた熊楠研究の到達点。熊楠研究の先駆者・鶴見和子と、最新資料を踏まえた研究者たちががっぷり四つに組み、多くの謎を残す熊楠の全体像とその思想の射程を徹底討論、熊楠から鶴見へ、そしてその後の世代へと、幸福な知的継承の現場が活き活きと記録された鶴見最晩年の座談会を初公刊。
目次
第1部 鶴見和子とその南方熊楠研究(鶴見和子と南方熊楠;鶴見和子の熊楠研究の到達点;今後の南方熊楠研究へ)
第2部 南方熊楠の謎“座談会”鶴見和子さんを囲んで(南方熊楠像と南方曼陀羅;熊楠とエコロジー思想;熊楠の人間関係と曼陀羅モデル論;鶴見和子と熊楠の出会い;熊楠はオンナかオトコか;内発的発展論と熊楠評価の行方)
著者等紹介
松居竜五[マツイリュウゴ]
1964年京都市生。東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化専攻博士課程中退。龍谷大学国際学部教授。専攻比較文学比較文化。著書『南方熊楠 一切智の夢』(朝日選書、1991年。小泉八雲賞奨励賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件