目次
1 人類の契約(「人類の契約」を提唱する―随想風の「序説」として;人類は自滅を避けうるか?;生涯に決定的な“あるもの”―「ボーン国際記者賞」受賞記念稿 ほか)
2 日中戦争・ベトナム戦争(事実を求めて日中戦争の現場へ―馬場公彦氏によるインタビュー;日本と中国の生き証人2者に聞く体験;『世界最悪の旅』日本語版の新訳完成 ほか)
3 人口減少風景の中で(「日本百名山」と「メダカ社会」の共鳴現象;日本における人口減少の“風景”;月面着陸のアームストロング死去に黒人街を想い出す ほか)
著者等紹介
本多勝一[ホンダカツイチ]
1931年、信州・伊那谷生まれ。『朝日新聞』編集委員をへて、『週刊金曜日』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ichigomonogatari
3
著者の「正論」に私は同感するが、世の中では無視されてきたと思う。一刀両断する文章は読んでいて快感だが、世の中は正論だけでは説明できない、ということなのだろうか。それとも権力には逆らえない、ということなのだろうか。年をとってますます頑固かしている著者だが、あらゆる悪を弾劾する姿勢は一貫している。2018/11/25
のせなーだ
3
まさに貧困なる精神です、ああ、豊かな精神はあまりにも遠すぎて、どこに?過去にしっかり直面する必要を感じながら惹きつけられて読み切っていた。 2018/08/17
きちくさ
3
読んだことのない文章が多かった。 昔の文章が多いけれど、 現在の情況は何も変わっておらず、 むしろ悪くなっているから、 読んでいて何の違和感もなかった。 昔のルポを読み返してみたいと思った。 2018/05/05
やまほら
3
3年ぶりの「貧困なる精神」、3年ぶりの本多勝一。かなり古い作品が多く、拾遺集と言ったところか。あとがきもなく、もうほどんど執筆していないのかな、87歳だし。2018/03/11
Ted
2
'18年3月刊。△新刊だが中身はかなり古い記事が多い。朝日新聞退職の辞など、いま載せる意味がないようなものも多い。昔は「万進法・千進法」と注記されていたが、本書では「4桁法・3桁法」といつの間にか変わっていることに初めて気づいた。確かにこちらの方がより正しい表記だ。2018/08/01