出版社内容情報
困っている・悩んでいるセンセイ、必読!
現場をないがしろにするだけで、誰のためなのかわからない「教育改革」。いっこうに改善されない教員の労働環境。ほとんどパワハラ、基本的な法律すら理解していない管理職。子どもたちの〝事件〟……問題山積の教育現場から持続的に発言してきた著者が、キレイごとでも、杓子定規でもない論理を展開。何をどう考え、解決したらいいのか、を明確に示す。
内容説明
問題山積の教育現場から持続的に発言してきた著者が、キレイごとでも、杓子定規でもない語り口で、何をどう考え、解決したらいいのか、を明確に示す。
目次
1 学校で生き抜くために(「いびつ」な学校に臨んで―教員「わいせつ行為『処分』」からみえてきたもの;不寛容の学校 ほか)
2 現場をないがしろにする「教育改革」(工場化する学校―終わりなき教育改革と「チーム学校」、そして「部活」;教員の長時間労働を招いた「日本型総合的指導」と「チーム学校論」 ほか)
3 学校的「事件」の本質(「誰でもいい、殺してみたかった」;学校という空間、教師と生徒という関係―池谷孝司『スクールセクハラ』を読みながら ほか)
4 懲りない「改革」(コロナ禍の学校から「GIGAスクール構想」を考える;Q&A 体重や身長って個人情報じゃないんですか?)
著者等紹介
赤田圭亮[アカダケイスケ]
1953年福島県生まれ。都留文科大学文学部国文学科卒業。横浜市の四つの中学校で38年間、現場教員として働く。そのかたわら独立系の教員組織、全国学校労働者組合連絡会(全学労組)事務局長、横浜学校労組執行委員長を歴任する。現在、日本大学文理学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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